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ランナー膝とは

2024.02.05 | Category: 気になる症状

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ランナー膝とは

ランニングにより発生しやすい、痛みの代表格がランナー膝(腸脛靱帯炎)です。
陸上競技のランナーに多くみられ、足を酷使した際に膝の外側にズキズキとした痛みを感じるのが特徴です。
特にランニングにおいては、着地時に体重の5倍ほどの負荷がかかる下り坂を走るときに痛みが増します。
初期の段階では、ランニング中に痛みが出るものの、しばらく休むと治まる程度ですが、次第に運動後も痛みを感じるようになり、悪化すると慢性化して日常生活にも支障をきたすので注意が必要です。長距離の陸上競技以外にも、サイクリングやスキー、登山、バスケットボールなどでも発生します。ランニングを始めたばかりの人や筋力が弱い人、筋肉が硬くなっている人、O脚で体重が外側にかかりやすい人がなりやすいといわれています。

ランナー膝の原因

腸脛靱帯は太ももの外側にある大きな靭帯です。
膝の曲げ伸ばしをするたびに、大腿骨の外側にある骨の出っ張り・大腿骨外側上顆(だいたいこつがいそくじょうか)の上を前後に動きます。
ランニングなどで膝の屈伸を繰り返すことにより、腸脛靱帯と大腿骨外側上顆が擦れ合い、摩擦が起こることで炎症が起こります。その結果、ランニング時やランニング後に疼痛(とうつう)が生じるのです。
ランナー膝が起こる原因として、オーバーユース(使いすぎ)のほか、柔軟性の低下や筋力の低下、ウォームアップ不足などが考えられます。また、硬い地面や下り坂の走行、硬いシューズとの関連性も指摘されています。

ランナー膝の症状

ランナー膝の主な症状は、膝の外側(やや上部)にある大腿骨外側上顆(だいたいこつがいそくじょうか)と呼ばれる骨が出っ張った部分周囲に痛みを生じます。初期症状は運動中(特に膝を踏み込んだ時)や運動後に痛み、安静にしていると痛みが消えます。
しかし、症状が悪化すると、歩行時や安静時にも膝の外側に痛みを感じるようになります。

このような方はランナー膝になりやすい

  • 陸上競技者、主に長距離(マラソン)ランナー
  • 膝に繰返し負荷のかかる動作を行っている方(自転車、スキー、登山、バレーボール競技者等)
  • ランニング初心者や、下肢(足)の筋力が弱い方
  • 下肢(足)の筋肉が硬い方
  • O脚(内反変形)などで体重が外側にかかりやすい方

ランナー膝の治療

ハイボルテージ治療

ハイボルテージでは、捻挫、打撲といった急性外傷(ケガ)での鎮痛効果も期待できます。急性期でも使用可能です。
鎮痛効果に加えて、患部への刺激による血流の促進で「浮腫の軽減」「治癒力の向上」の効果も期待できます。

手技療法

膝周りや太ももやふくらはぎには細かい小さな筋肉がたくさん着いていますので、これをひとつずつほぐしていきます。 また、手技では届かない深部の組織には超音波治療が非常に有効です。

鍼灸治療

痛みを和らげることを主体に、ツボや筋肉や関節部に細い鍼や患部に灸をすることで血流を良くします。
痛みを軽減させるため、また膝周りの筋肉硬化を防ぐため、足全体の血流循環を改善するための鍼灸治療を行います。

運動療法

ランナー膝の治療法としては、「運動療法」を行います。
痛みがあったり変形があると中々、膝の関節の運動ができていないこともあり膝の関節の屈伸運動などで関節運動を行います。
痛みの緩和と、関節の可動域を広げる事を目的とします。

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ランナー膝でお悩みの方は前橋市若宮町のアイメディカル鍼灸整骨院にお問い合わせください。

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