Blog記事一覧 > 肌肉拉傷 | 前橋市の整骨院なら前橋アイメディカル鍼灸整骨院 - Part 23の記事一覧
胸郭出口症候群
胸郭出口症候群とは
胸郭出口症候群は、手がしびれたり、腕に力が入りにくくなる神経の病気の一つです。
胸郭出口は首と胸の間にある通路です。脳から伸びる神経が、頸椎から肋骨と鎖骨の間を抜け、脇の下を通って腕に行きます。
首から脇の下に抜ける際に神経が圧迫され、症状が出るのが胸郭出口症候群です。
主な圧迫カ所は、首の横の筋肉である斜角筋(しゃかくきん)の間、肋骨と鎖骨の間、脇の下になります。
腕や手がしびれる病気としては、頸椎椎間板ヘルニアなどで頸椎に病変がある場合や、手首の神経が圧迫される手根管症候群、肘の内側で神経が圧迫される肘部管(ちゅうぶかん)症候群などがあり、これらとの鑑別が必要です。
女性の方が男性よりも3倍かかりやすく、20代から50代の方がかかりやすいとされますが、野球やバスケット、バトミントンなどの手を挙げる動作の多いスポーツでも発症します。
胸郭出口症候群の原因
なで肩や姿勢不良(立位で頭が前に出た姿勢が多く、頸椎後屈・胸椎前屈・腰椎後屈の状態)により生じるとされています。鎖骨骨折やむち打ちなどの外傷をきっかけになる方もいます。
また持続的な障害としてリュックサック、上肢の筋力トレーニング、肉体労働があります。
また野球、バスケットボール、バトミントン、テニス、バレーボールなどの、腕を上方に上げる動作を繰り返すスポーツでも発症します。
胸郭出口症候群の症状
肩から腕、手先にかけてのしびれが最も多い症状です。
頸部、肩甲骨、肩から手にかけてのじびれ、痛み、頑固な肩こり、腕の脱力や握力低下も起こり得ます。
腕が疲れやすいなどの症状もあります。しびれは上腕・前腕の内側、手の小指、薬指に出やすいです。
神経圧迫型では腕を上げるときに神経牽引型では腕を下げて重いものを持ったり、リュックサックを背負うことにより症状が出たり、悪化します。
胸郭出口症候群の治療
胸郭出口症候群に対して手技や鍼灸治療を行っていきます。
手技療法
首から肩・背中にかけては大きい筋肉から細かい小さな筋肉がたくさん着いていますので、これをひとつずつほぐしていきます。 また、手技では届かない深部の組織にはハイボルテージ治療も非常に有効です。
鍼灸治療
痛みを和らげることを主体に、ツボや筋肉や関節部に細い鍼を打つことで血流を良くします。
痛みを軽減させるため、また腰まわりの筋肉硬化を防ぐため、鍼灸治療にて血流循環を改善していきます。
夜間の痛みがひどい時には、中枢神経を鎮静させるためのツボにアプローチすることも。
関連する傷病
胸郭出口症候群でお悩みの方は前橋市若宮町のアイメディカル鍼灸整骨院にお問い合わせください。
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ギヨン管症候群
ギヨン管症候群とは
ギヨン管症候群(尺骨神経管症候群)とは、尺骨神経が手関節付近のギヨン管(尺骨神経管)内で圧迫されたり牽引されたりすることで発生する神経障害です。
ギヨン管症候群の原因
① 手首の使い過ぎが原因の場合
- 自転車(ロードバイク)の長時間走行
- パソコン作業やマウス操作
- 長時間の車やバイクの運転
- パンや麺類などの生地をこねる作業
- ゴルフやテニスなどのグリップによる圧迫
② ガングリオンや腫瘤など圧迫
ゼリー状の物質が詰まった腫瘤であり、柔らかい場合と硬い場合があります。
関節の周辺や腱鞘のある場所に発症しやすく、大きさは米粒大からピンポン玉大の様々です。
基本的には無症状ですが、神経の付近にできて神経を圧迫した際には、痛みや運動障害やしびれが起こるケースもあります。
③ 手根骨や手首の骨折などの怪我
- バイクや自転車から転倒する際に手をついたり、バイクのアクセルを握った状態での出合い頭の衝突にあったりする時など
- 有鈎骨鈎の骨折
- ゴルファーに見られる。
有鈎骨鈎の骨折後はギヨン管周辺の軟部組織の線維化によりギヨン管症候群になるケースがあります。
ギヨン管症候群の症状
しびれや痛みは、小指と薬指の指先~手の平に出て、手首を反らせると症状が増強します。
悪化すると、小指や親指の付け根の筋肉が痩せて、平べったくなったり、へこんで見えるようになります。(=筋萎縮:きんいしゅく)
小指と薬指が曲がったまま伸びにくくなったり、指同士がつかなくなり、顔を洗う時などに手で水がすくえなくなります。
また、親指の挟む力が弱まり、箸やペンがうまく使えなくなることもあります。
ギヨン管症候群の治療
電気療法、温熱療法、鍼治療等で負担を軽減させ筋肉の柔軟性を戻していきます。
不良姿勢や骨盤の歪みにより腕の使い方に負担がかかりやすい場合があります。
猫背などで骨格が崩れると肩甲骨の位置異常にもつながります。肩甲骨の位置に異常が出ると、肩、腕と連鎖して運動に悪影響がでてしまいます。
関連する傷病
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坐骨神経痛とは
坐骨神経痛とは、さまざまな原因によって圧迫・刺激されることであらわれる、痛みやしびれるような痛みなどの症状のことを指します。
多くの場合、腰痛に引き続いて発症し、次にお尻や太ももの後ろ、すね、足先などに痛みやしびれるような痛みがあらわれます。
坐骨神経は腰の辺りから足に伸びる神経で、この坐骨神経が何らかの原因で刺激されると痛みやしびれが生じます。
また妊婦さんに多いのも特徴です。
坐骨神経痛の原因
- 腰部椎間板ヘルニア
- 腰部脊柱管狭窄症
- 腰椎すべり症
- 変性側弯症
- 変形性腰痛症
- 梨状筋症候(骨盤内の梨状筋という筋肉によって坐骨神経が圧迫されて痛みが起こる)
- 仙腸関節炎。
なかでも腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症は、坐骨神経痛の原因として代表的な病名です。
若年層は、「腰椎椎間板ヘルニア」と「梨状筋症候群」が多く、高齢者は「腰部脊柱管狭窄」と「腰椎椎間板ヘルニア」が多いです。多くの原因は、腰椎(背骨の腰の部分)に起こる異常によって坐骨神経が圧迫されます。
坐骨神経痛の症状
坐骨神経に障害が起こると、お尻、太もも、ふくらはぎ、足にかけて、鋭い痛みやしびれ、張り、冷感や灼熱感、締めつけ感などのいろいろな症状が起きます。
代表的な場所は、お尻、太ももの後ろ側・ふくらはぎで、一部分だけに強く感じることもあれば、下肢全体に強く感じる場合もあります。
- 鋭く電気が走ったような痛みや痺れがある
- ふくらはぎが張っている
- 冷感・灼熱感がある
- 足がだるい
また、悪化すると慢性的に痛みや痺れが現われ、重度な症状になると排尿・排便障害になることがあり、特に中高年の方に多く見られる腰痛の症状です。
痛みで歩けない、いすから立ち上がることができない、といった状態になることがあります。
坐骨神経痛の治療
整体、手技療法
体のゆがみやバランスの悪くなった体を整えることで、腰や足にかかる負担を軽減し症状を改善していくのです。
坐骨神経痛で腰や足に痛み・しびれを感じていても、そこだけに問題があるというわけではありません。
背骨のかたさや足首のかたさが坐骨神経痛を引き起こしている問題である、ということがよくあります。
ですので、腰や足だけを施術するのではなくカラダ全身のゆがみを整えることが重要です。
人間の身体は痛みを感じるとその痛みに耐える為に筋肉が硬くなり可動域の減少や血流の悪化を招きます。
ガチガチに硬まってしまった身体はちょっとした刺激にも敏感に反応してしまいます。
鍼灸治療
鍼灸治療は椎間板ヘルニアや梨状筋症候群等の坐骨神経痛に対して大変効果的です。
長時間座ることが原因となった痛みにも、鍼灸で併用して背部・腰部、殿部、下肢に施術しいきます。
患部である下半身より、上半身に重点をおいて施術を行います。もちろん、ストレス性の腰痛やしびれに関しても効果的です。
硬くなった筋肉に柔軟性を取り戻してくれるので背中や臀部、大腿部などのツッパリ感が無くなりやすくなるでしょう。
鍼灸というと痛そう、熱そうというイメージが先行しがちです。ですが当鍼灸院の治療は基本的に心地よい刺激で治療中に眠ってしまう方も多くいます。
関連する傷病
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