Blog記事一覧 > 日本 | 前橋市の整骨院なら前橋アイメディカル鍼灸整骨院 - Part 60の記事一覧
肋骨の痛みがでる病名
骨折
肋骨骨折は、胸部の外傷で最も多くみられる疾患です。
ラグビーや柔道などの激しいスポーツ外傷や転倒、転落などのケガ、ゴルフのスイング、慢性的な咳などの繰り返しの負担で骨折する場合もあります。また、ケガをしてレントゲン写真を撮っても、骨折がわからない場合もあります。
肋間神経痛
肋間神経痛とは、肋骨の間に通っている「肋間神経」が何らかの影響によって刺激され、上半身に痛みが出る症状です。上半身の左右どちらかに痛みが出ることが多いことも肋間神経痛の特徴です。
肋間神経痛は、体を動かすと些細な動きでも影響を与えやすいことで日常生活に支障をきたしてしまいます。
肋軟骨炎
肋軟骨炎は、肋骨と胸骨をつないでいる胸肋関節、または肋骨と肋軟骨の接合部に痛みを生じる疾患です。
肋軟骨接合部痛や下部肋骨疼痛症候群と呼ばれることもあります。
左側の第2肋骨から第5肋骨にかけて痛みが生じることが多いといわれていますが、実際には両側すべての肋骨に痛みが生じることもあります。
肋骨の痛みの原因
骨折
日常生活で家具(机・タンスなど)の角で胸を打ったり、ラグビーや柔道などの激しいスポーツ・ 交通事故・高い所からの転落などで胸を強打し複数の肋骨が骨折する場合があります。
他にも、骨粗鬆症がある高齢者では軽い転倒や身体を捻ったり、風邪などで咳を繰り返すことにより肋骨が骨折し痛みが誘発されます。
肋間神経痛
肋間神経痛には疲労が原因で起こるもの、風邪が原因で起こるもの、打撲による内出血、圧迫骨折、筋肉の炎症などによって起こる場合もあります。
肋軟骨炎
外傷(胸部に何らかの強いダメージが加わったこと)、繰り返しの負担、肋骨のゆがみ、重い物を持ち上げる、ゴルフなども含めた激しい運動、激しい咳などの負担によって肋軟骨接合部に微細な損傷が生じて、それをきっかけに肋軟骨炎が生じると考えられています。
また、一部の患者さんは特定の関節炎(関節リウマチ、強直性脊椎炎、掌蹠膿疱症性関節炎)に関連している可能性もわずかながらあります。
また、ウイルス、細菌などによる病原体が肋骨に感染して発症する可能性もあるとされ、さらには腫瘍によって肋軟骨炎を引き起こす可能性があります。
肋骨の痛みの症状
骨折
受傷した部位の痛み・圧痛・皮下出血・呼吸・くしゃみ・咳に伴う痛み・腫れ・息苦しさや呼吸がしづらい・身体を反る・捻る、手を挙げるなど身体の動きに伴う痛み。
肋間神経痛
「急に電気が走るような痛み」や「ジクジクとした持続する痛み」などがあり、痛みの起こる場所は背中から脇腹、胸の前面やおへそ辺り、まれには足の付け根まで痛みを感じることがあります。
肋軟骨炎
肋軟骨炎の症状は、胸部やあばらの痛みです。痛みは、上肢の運動や深呼吸を伴う活動に関連することが多く、重い物を持ち上げたり、くしゃみやせき、深呼吸などでも悪化します。
痛みの性質としては鋭い痛み、または圧迫するような痛みです。
一つだけでなく複数の肋骨に及ぶこともあります。
肋骨の痛みの治療
鍼灸治療
痛みを和らげることを主体に、痛みがある患部に細い鍼や患部に灸をすることで血流を良くします。
痛みを軽減させるため、血流循環を改善するための鍼灸治療を行います。
夜間の痛みがひどい時には、中枢神経を鎮静させるためのツボにアプローチすることも。
ハイボルテージ治療
ハイボルテージでは、捻挫、打撲といった急性外傷(ケガ)での鎮痛効果も期待できます。
急性期でも使用可能です。
鎮痛効果に加えて、患部への刺激による血流の促進で痛みの軽減の効果も期待できます。
肋骨の痛みでお悩みの方は前橋市若宮町のアイメディカルにお問い合わせください。
関連する傷病
- むちうち
- 慢性腰痛
- 慢性肩こり
- スポーツ外傷
- 美容鍼
- 四十肩
- 坐骨神経痛
- 寝違い
- ぎっくり腰
- ばね指
- 腱鞘炎
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 頸椎椎間板ヘルニア
- 顔面神経麻痺・顔面神経痛
- テニス肘
- 野球肘
- 野球肩
- 顎関節症
- ぎっくり背中
- 捻挫
- 靭帯損傷
- 半月板損傷
- 鵞足炎
- ランナー膝
- ジャンパー膝
- オスグッド
- 足底腱膜炎
- アキレス腱炎
- シンスプリント
- 肉離れ
- 突き指
【前橋市アイメディカル鍼灸整骨院】
〒371-0032
群馬県前橋市若宮町4-5-5
【診療時間】
●月・火・木・金・土
10時00~13時00
15時00~20時00
●水曜日
10時00~14時00
●日曜日
10時00~14時00
☎ 027-212-2299
✉ i_medical1115@yahoo.co.jp
鍼灸治療
鍼治療
髪の毛ほどの非常に細い専用の鍼を使い、経穴(ツボ)を刺激して 気の流れや血液の循環を改善します。
一般的には肩こりや腰痛といった 痛みやコリの治療というイメージがありますが、各種内科疾患や婦人科疾患、 小児疾患にも効果のある治療法です。 初めて治療される方は「痛い」「恐い」と思われているようですが、 実際治療されると痛みはなく、むしろ心地よさを実感いただけると思います。
当院ではディスポーザブル(使い捨て)鍼を使用しています。
灸治療
現在では大きな火傷の痕を残すようなお灸はあまり行われていません。
灸治療で使う艾(もぐさ)の原料は皆さんもよく知っているヨモギです。ヨモギの葉の裏にある柔らかな細かい毛を乾燥させて艾を作り出します。一般的なお灸の大きさは米粒大、または米粒の半分の大きさです。 “熱い”というよりよりは少しチクッと感じる程度です。 お灸の大きさや、お灸をすえる回数で刺激量を調節します。
当院では主として知熱灸、温灸という比較的刺激の弱い灸治療をメインとしています。
やけどの残らないソフトな刺激はお子さんから若い女性にも安心して受けられる治療法です。 特に身体の冷えからくる婦人科疾患や、発育途中の小児疾患などには効果があります。
こんな症状のある人は鍼灸治療を受けましょう
アイメディカル鍼灸整骨院でも鍼灸治療をおこなっています。それでは、どういう時に鍼灸治療を受けるといいかというと、次のようなお悩みを持った方におすすめです。
・逆子を治したい
・高齢出産
・冷え性を克服したい
・毎月ツライ生理痛を和らげたい
・ストレスや不安が多い
・体外受精をする前に体を整えたい
・基礎体温を整えたい
・不妊治療は何から始めればいいのか分からない
・ホルモンバランスが乱れている
鍼灸治療は女性に多い冷え性や、女性特有の生理痛に効果が期待できるだけでなく、不妊治療としてもご利用できます。
年齢的に出産には不利な女性も、諦めずにアイメディカル鍼灸整骨院の鍼灸治療で妊娠率を高めることができます。
不妊の傾向にあるものの、できれば不妊治療を受けたくないですよね。
自然妊娠を希望するお客さんも、アイメディカル鍼灸整骨院の鍼灸治療がおすすめです。
アイメディカル鍼灸整骨院の鍼灸治療って?
鍼灸治療は「予防医学」とも呼ばれているのはご存知ですか?
幅広い症状に適応できるので、不妊治療だけに効果を発揮するわけではありません。
不妊治療として当院で鍼灸治療を受ける場合、治すというよりも体の調子を整えて、自然妊娠に適したコンディションにしていくという表現が正しいです。
定期的に通う事が大事
鍼灸治療を当院で1回受けただけではまだ完全とは言えません。
どんなに質のいい鍼灸治療でも、1回の施術で終わらせてしまっては十分な結果が得られないからです。
初回の鍼灸治療だけでも痛みを少なくするのは可能ですが、根本的な原因を取り払うためにももう少し回数が必要です。
また、体自体にも良い状態を記憶させるためにも、継続した鍼灸治療で痛みを取り除くことが必要です。
通院が必要なくなった段階になったら、こちらでお伝えします。
それまではコンスタントに鍼灸治療を受ける必要があるので、あらかじめご了承ください。
アイメディカル鍼灸整骨が大事にしていること
当院では、一人でも多くの患者さんを健康にすることをキャッチフレーズとして施術しています。
健康とは肉体的に元気な状態なだけではなく、心理的にも社会的にも良好な状態を言っています。
アイメディカル鍼灸整骨では、挨拶も率先してするようにし、たった一言交わすだけでもお客さんが心の元気を取り戻してくれればなと思っています。
身体的な痛みやつらさをいち早く取り除けるよう全力を尽くします。
適応症状
神経系
頸椎ヘルニア・腰椎ヘルニア・不眠症・不安症・坐骨神経痛・肋間神経痛・自律神経失調症など
婦人科系
生理痛・不妊症・逆子など
運動器系
腰痛・膝の痛み・脊柱管狭窄症・肩こり・肩関節周囲炎(四十肩)スポーツによるケガ・打撲・むち打ちなど
耳鼻咽喉科系
メニエール病・めまい・内耳炎・中耳炎・難聴・蓄膿・花粉症など
眼科系
眼精疲労・白内障・飛蚊症など
循環器科系
息切れ・動脈硬化・動悸など
消化器系
胃の痛み・胃潰瘍・逆流性食道炎・食欲不振・十二指腸潰瘍・嘔吐・肝機能障害など
鍼灸治療での多い症状
産後のうつにかかる人がとても多く出産後の女性はうつがとてもでやすくなります。10%前後の人が産後うつにかかるといわれています。ホルモンのバランスの乱れが原因と言われていますが、関係しているホルモンはプロゲステロンとエストロゲンです。そして産後に急激に高まるのが乳汁分泌に大事なプロラクチンです。産後のうつは、ホルモンバランスの乱れによって実にたくさんの症状が出てしまいます。この問題は、ママだけの問題でななく家族全体の問題として向き合っていくことが必要です。出産後にママが具合が悪くなった場合は周りの皆さんの協力も必要です。
②めまい
動いた時や急に立ち上がろうとしたときなどにめまいが出ることはありませんか?めまいは痺れや頭痛と同じように色々な病気と関連する症状の一つでもあります。普段の生活で何事もなく歩き安定した足取りで生活を送っているのは耳の中にある内耳の前庭という部分がバランスをとってくれる働きをしていてくれるからなのですしかし、内耳などに異常をきたしてしまうとバランスが保てなくなってしまいふらついてしまいます。これをめまいと呼んでします。また頸椎の異常や循環器の異常でもめまいが起こってしまうこともあります。疲労やストレスや生活習慣の乱れでもめまいを引き起こしてしまいます。急に気が遠くなったり目の前が暗くなったりのめまいで、ひどい時は意識がなくなってしまったり失神してしまうこともあります。目の前がグルグル回るようなめまいのことで嘔吐などの症状が一緒にでることもあります。このめまいはふわふわと宙に浮いているような感覚のめまいのことで、前庭神経の障害で起こります。このめまいはパソコン業務やスマホによっての眼精疲労や頭痛や肩こりも影響で発症します。
③自律神経
自律神経は、消化器、循環器、呼吸器などを調節している神経です。昼間や活動時に活発になる交感神経と、夜や就寝時やリラックスをしている時に働く副交感神経があります。この二つのバランスが崩れてしまうのが【自律神経の乱れ】です。ストレスや生活習慣の乱れで自律神経の働きが乱れることによって体の不調がさまざまな形ででてきます。当院では鍼灸治療や整体、骨格矯正を行っていき、筋肉の緊張をとり体の歪みを矯正していきます。鍼灸治療では自律神経の働きを高めていき血行を改善していきます。日常生活においては、意識して休息時間を作る、精神的なストレスをため込まないことがとても大事になります。
④円形脱毛症
頭髪のなかに10円玉のような形の境目が比較的はっきりとしている脱毛のことを言います。 そのまま拡大していくこともあります。年齢などには関係なく、原因によって治療法も異なってきます。自己免疫疾患は免疫機能に異常が生じてしまい身体の一部分を攻撃してしまうものです。円形脱毛症は、毛根を異物と間違えて攻撃してしまうことで発症してしまうもので、その激しい攻撃により毛根が傷んで、元気な髪の毛でさえ突然抜け落ちてしまうのです。また円形脱毛症は、甲状腺疾患や関節リウマチや重症筋無力症などの自己免疫疾患と併発する場合があります。家庭内、仕事、対人関係などの問題を多く抱えているとそれに抵抗しようと交感神経が過敏に働いてしまうことで、血管を収縮してしまい、頭部への血行が悪くなり栄養補給がいきにくくなり脱毛になってしまいます。さらに脱毛を気にしすぎるあまりそのストレスでさらい脱毛を悪化させてしまいます。円形脱毛症の調査で、本人だけではなく家族で同じ病気を抱えていることがわかりました。欧米でも家族で発症する確率は10倍にもなることがわかりました。この結果から円形脱毛症は遺伝することがわかりました。
⑤胃の痛み
毎日仕事でのストレスや暴飲暴食、ダイエットによって便秘になったりでストレスを受けてしまう臓器は胃や腸です。胃の調子が悪くなってしまうと背中の痛みや食欲不振、お肌のトラブルがでてきます。お腹や足が冷えやすい、何日も便秘が続く、起床時に胃がもたれている、背中に違和感、痛みがある。お腹がよく張ってしまうなどの症状がでてしまいます。
⑥頭痛
頭痛の中で特に多いタイプは片頭痛と緊張性頭痛です。緊張性頭痛は首や肩の筋肉の緊張が強くなってしまうことで起こってしまう頭痛です。片頭痛は何らかの原因で血管が広がって起こる頭痛です。どちらも首や肩の筋肉の影響がありますが特にデスクワークやスマホの見過ぎで起こることが多いです。また枕や布団や寝方なども原因となることもあります。片頭痛も緊張性頭痛も首や肩や背中の筋肉の緊張で和らげてあげるだけでもとても楽になります。それから身体の歪みを矯正してあげることも大切で人間本来の姿勢に戻してあげることで周りで支えてくれている筋肉は柔軟性がでてきます。我慢をし続けることで筋肉の緊張も増してきますし、頭痛は誰もが経験したことがある症状ですが、命にかかわる頭痛もあります。脳腫瘍、くも膜下出血、脳梗塞、髄膜炎など怖い頭痛もあることは知っておいてください。
ぎっくり腰は突然発生してしまいますが、症状はいきなりでてきますがゆっくりと原因となるものは進行しているかもしれません。少しずつ溜め込んだ疲労が、あるとき負荷に耐えれなくなってしまって、腰痛として発症してしまったかもしれません。。日常生活で疲労は仕方ありませんが、睡眠不足や栄養バランスが偏っていたり、運動不足などで筋肉疲労が回復することなく徐々に蓄積されていき、やがて急性腰痛となって表れてしまいます。
⑦眼精疲労
眼精疲労は目を酷使することで起こりますが、ドライアイや緑内障、副鼻腔炎、脳の病気などからきていることもありますので、症状がひどくなる場合は一度専門の医療機関を受診することをおすすめいたします。パソコンを長時間している方、頭痛がよくでてしまう方、コンタクトやメガネをかけている方、目の奥がよく痛くなる。
⑧寝違い
寝ている姿勢が悪くて首に負担がかかってしまうと首や肩の筋肉を痛めてしまうことを寝違いといいます。寝違いが起こる原因は睡眠時の姿勢に問題があります。寝違いをしてしまって首が動かない場合は無理に動かしたり自分で押してしまうと余計に動かなくなってしまい痛みも強くなります。急性症状でもありますので強い刺激での治療ではなくて鍼灸治療をしていくと早期に回復が見込めます。
⑨不眠症
不眠症は睡眠途中で起きてしまう、中々寝付けない、眠りが浅いなどをいいます。20代から30代で始まり年齢が上がるにつれて増加傾向にあり男性よりも女性に多いのも特徴です。不眠症を起こしてしまう原因は身体的要因、心の要因、環境的な要因、生活習慣要因です。
坐骨神経は神経の中でも一番太い神経で坐骨からお尻の筋肉を抜けて大腿部、膝、下腿部まで向かう末梢神経のひとつです。歩いている時や寝ているときや椅子から立ち上がった時などにお尻や太ももに痛みや痺れがある場合は坐骨神経痛の場合があります。原因も様々ですが、運動のやりすぎやデスクワークなどによる長時間座っていることが多いなどの原因が多いです。また腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの影響で出る場合もあります。
⑩肩こり
⑪腰痛
⑫痺れ
⑬むち打ち
上記の症状以外でも対応可能ですので詳しくは前橋市若宮町のアイメディカル鍼灸整骨院までご連絡ください。
料金表
45分 | 5,500円 |
---|---|
60分 | 7,150円 |
関連する傷病
- むちうち
- 慢性腰痛
- 慢性肩こり
- スポーツ外傷
- 美容鍼
- 四十肩
- 寝違い
- ぎっくり腰
- ばね指
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 頸椎椎間板ヘルニア
- 顔面神経麻痺・顔面神経痛
- テニス肘
- 野球肘
- 野球肩
- 顎関節症
- ぎっくり背中
- 捻挫
- 靭帯損傷
- 半月板損傷
- 鵞足炎
- ランナー膝
- ジャンパー膝
- オスグッド
- 足底腱膜炎
- アキレス腱炎
- シンスプリント
- 肉離れ
- 肋骨の痛み
- 突き指
- 不眠症
- のぼせ
- 眼精疲労
- 産後のケア
- 生理痛
- 冷え性
- 耳鳴り
- 自律神経失調症
- めまい
- 難聴
- メニエール病
- 頭痛
- 肩こり
- 腰痛
- 腱鞘炎
- マタニティー治療
- 坐骨神経痛
- 更年期障害
- 便秘
- 産後のうつ
【前橋市アイメディカル鍼灸整骨院】
〒371-0032
群馬県前橋市若宮町4-5-5
【診療時間】
●月・火・木・金・土
10時00~13時00
15時00~20時00
●水曜日
10時00~14時00
●日曜日
10時00~14時00
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四十肩・五十肩とは
五十肩は関節痛の一種です。年齢を重ねると、肩の関節がスムーズに動かなくなることがあります。このような症状を「四十肩」「五十肩」と呼びます。
四十肩・五十肩は加齢によるものが多く、特徴として肩をあげたり水平に保つのが難しくなります。そのため、洗濯物が干しづらくなった、肩よりも上のものが取りづらくなった、背中のファスナーがあげられないなどの症状が現れます。
四十肩・五十肩は40~50歳代を中心に、多発する肩関節の痛みと腕が上がらない、手が後ろに回せない等の運動制限を主な症状とします。
- 両腕を前から、耳の後ろまでまっすぐあげる
- 手のひらを上に向け、両腕を真横から真上に上げる
- 両腕を腰に回す
- 両腕を頭の後ろに回す
これらの動作を行った際に、「痛みを感じる」「なめらかに腕を動かすことができない」といった場合は、四十肩・五十肩が疑われます。
四十肩・五十肩と肩こりの違い
肩こりは「筋肉疲労」、四十肩や五十肩は「炎症」の状態です。
一般的な肩こりは筋肉の緊張からくる、デスクワークによる姿勢不良、スマホを観ている姿勢が悪い、血液循環の悪化が原因。習慣化した姿勢の悪さや、運動不足、ストレスにより筋肉疲労がおこり、張りや痛みを引き起こします。
一方、四十肩、五十肩は肩関節をとりまく関節包や腱板に炎症が起こる事で痛みが生じると言われています。その為年齢の若い方より、中年以降に発症する事が多いのです。
四十肩・五十肩の原因
四十肩 (五十肩) の原因は、具体的には腱板というインナーマッスルのスジに炎症が起こっている腱板炎であったり、力こぶの筋肉である上腕二頭筋の一部のスジに炎症が起こっている上腕二頭筋長頭腱炎であったり、腱板という肩の前方の膜や靭帯からなる部分に炎症が起こると言われております。
これらのどこに炎症が起こっても肩関節周囲炎という病名で括られてしまいます。
四十肩・五十肩は、40代以降の人に発症しやすく、男女差はありません。また、左右の発生率についても違いがなく、利き腕だから発症しやすいということもありません。
ただし、若い時に野球をはじめとしたスポーツや仕事で肩を酷使し、肩を痛めたことがある人は発症しやすい傾向にあります。普段から猫背になりやすい人も注意が必要です。猫背の人は重心が前のめりになり、体の歪みが生じやすいため、四十肩・五十肩のリスクが高まります。普段から正しい姿勢を意識しましょう。
四十肩・五十肩の症状
四十肩・五十肩は、肩甲骨と上腕骨を繋いでいる肩関節に痛みが生じます。以下のような症状が現れたら、四十肩・五十肩の疑いがあります。
- 洋服を着たり脱いだりする際に痛む
- 高い場所の物を取る時など手を伸ばしたときに痛む
- 肩がズキズキと痛む
- 寝返りをうつと痛くて目が覚める
- 腕が上がらない
- 後方に腕が回らない
これらの症状は、四十肩・五十肩のほかに腱板損傷や石灰沈着性腱板炎、上腕骨二頭筋長頭炎などの疾患でも起こります。また、四十肩・五十肩は、急性期・慢性期によって症状が異なります。
急性期
何の前触れもなく鋭い痛みが発生する「急性期」では、突然片側の肩周辺に、指先まで痺れるような激しい痛みが数日間~数週間続きます。痛む肩を安静に保って痛みを我慢し、無理をして肩を動かすのは逆効果。激しい運動をする、重い荷物を持つなど痛みを伴う動きは避け、まずは安静に過ごしましょう。
慢性期
慢性期に入ると、肩を動かしづらい日が続き、痛みは鋭い痛みから鈍い痛みに変わります。
一般的には数週間から半年、長くても1年半ほどで自然に痛みが軽くなり、動きの制限も少しずつ改善してきますが、肩関節の動く範囲が狭くなって治ることが多いです。
関節の可動域を元に戻すには、痛みの出ない程度に積極的に動かすことが大切です。発症から数日~数週間たって痛みが引いた慢性期には、日常の動作を積極的に行うように心がけましょう。また、ぬるめのお湯につかってゆっくり温めたり、使い捨てカイロや温感湿布を当てたりして、肩を冷やさないようにしましょう。
睡眠中は、筋肉の動きが少ないため体が冷えやすくなります。肩関節が冷えると痛みが強くなることがありますので、布団から肩が出ないように、バスタオルや毛布を掛けるなど冷やさない工夫を。
四十肩・五十肩の治療法
①運動療法
四十肩、五十肩の治療法としては、「運動療法」をメインにした治療を行います。
ストレッチや振り子運動は肩関節の緊張をほぐし、痛みの緩和と、関節の可動域を広げる事を目的とします。四十肩、五十肩はどちらか一方に発症する事が多いので、痛みのない側の予防策としても日々取り入れていく事が望ましいです。
②温熱療法
患部の血行を良くすることで、治癒を促し痛みの緩和が期待できます。
温熱療法は、ホットパックや、超音波といった治療機器を使った治療がありますが、自宅では入浴や蒸しタオル温湿布などを使い温める方法があります。
③手技療法
肩甲骨周囲には細かい小さな筋肉がたくさん着いていますので、これをひとつずつほぐしていきます。 また、手技では届かない深部の組織には超音波治療が非常に有効です。
④鍼灸治療
痛みを和らげることを主体に、ツボや筋肉や関節部に細い鍼を打つことで血流を良くします。
痛みを軽減させるため、また肩周りの筋肉硬化を防ぐため、首から肩、肘にかけて血流循環を改善するための鍼治療を行います。
夜間の痛みがひどい時には、中枢神経を鎮静させるためのツボにアプローチすることも。
⑤ハイボルテージ治療
ハイボルテージでは、捻挫、打撲といった急性外傷(ケガ)での鎮痛効果も期待できます。急性期や慢性期の四十肩・五十肩にとても有効です。
鎮痛効果に加えて、患部への刺激による血流の促進で「治癒力の向上」の効果も期待できます。
腕や手や指の上肢に関連する傷病
①腱鞘炎・ばね指
腱鞘炎というのは、普段の生活で起こることもありますし、スポーツによって使い過ぎてしまうことによって起こることもあります。筋肉の両端にある腱と腱鞘に炎症を起こしてしまって痛みを引き起こすというものです。そして、ばね指というのは手の指が思ったように曲げられなくなってしまって、無理やり曲げるとまるでばねのように弾かれてしまうという症状です。これらの腱鞘炎、ばね指というのはただシップを貼ったり痛みがあるからといって鎮痛剤を飲んでいるだけではきちんとした改善には至りません。原因となっている部分を見つけ出した上で適切な施術をしていく必要があるのです。
②肘内障
肘内障とは、乳幼児など特に5歳以下の小さなお子さまが発症しやすい症状で、肘の靭帯から肘の外側の骨が外れかかっていることが原因となり痛みがあらわれます。もしお子さまが手をひっぱられた後に腕を下げたまま痛がって動かさなくなったら、それは肘内障の可能性があります。肘内障は一度発症すると何度もくり返す可能性も高いのですが、成長するにつれていつの間にか発症しなくなるのも特徴です。
③突き指
突き指を経験したことがあるという方も多いと思いますが、痛みや腫れが出ていてもそのまま放置していたり、湿布を貼って様子をみたり・・・といった対処をしている場合がほとんどではないでしょうか。スポーツの中でも特に、バレーボールやバスケットボールなどの球技でよく見られる突き指ですが、早期の回復を希望しているのでしたら、適切な応急処置と必要に応じて治療や施術を受けられることをおすすめいたします。突き指は少しの痛みや腫れがある程度では我慢して動かしてしまいがちですが、症状が悪化する原因にもなりかねませんので無理に動かすことは止めてください。また昔はよくやっていた、突き指をした際に指を引っ張る応急処置ですが、この方法はさらに靭帯を傷付けてしまう恐れがありますので、絶対に行なわないように注意してください。
④テニス肘
テニスはラケットを使って勢いよくボールを打ち返すスポーツですので、肘に負担がかかりやすいためテニス肘を発症しやすいのです。テニス肘は肘関節周辺の外側上顆炎や内側上顆炎というもので前腕部の伸筋や屈筋によって炎症が起こることで日常生活にも影響がでてしまい、握力の低下によって物を落としてしまったり痛みで箸やコップも持てなくなってしまうこともあります。
⑤野球肘
野球肘は野球をしている人、特にピッチャーをしている人がなりやすい症状ですが、小学生や中学生の成長期によく見られます。野球肘は肘や肩に痛みがあらわれ、ボールを投げることも困難になる場合があります。野球肘は「なりやすい人」「なりにくい人」がいます。野球肘に「なりやすい人」の特徴を見てみると、「長い時間練習をしていた・投球数が他の人より多かった・投球フォームが安定していない・負担をかける投げ方をしている」といった点が挙げられます。他にも野球肘になりやすい人の特徴はたくさん挙げられますが、総合的に見てみると正しい投球フォーム(自分に合っている投球フォーム)で投げることができていないということです。
⑥手根管症候群
手関節の所にある手根管という場所には正中神経がありその部分が何らかの原因で圧迫などを受けてしまい指や手の痺れが発症してしまうものを手根管症候群と呼んでいます。日常生活や仕事中に手や指が動かしずらい、手に痺れが出ているなどの症状がある場合は手根管症候群になっている可能性があります。また両手に症状が出る場合もありますし、片方だけの場合もあります。手根管は狭いスペースですが正中神経、浅指屈筋腱、深指屈筋腱、長母指屈筋腱が通っています。正中神経の圧迫により主に痺れがでてきます。正中神経の分布している部分は中指、人差し指、親指ですので症状が出るときはこの三本の指に痺れや痛みがでてきます。ですので薬指や小指は症状が出にくいもの特徴です。また症状は朝起きた時に出やすいのも特徴で症状の悪化で睡眠障害になることもありますので早期の治療が必要です。手根管症候群は手や指に痛みや痺れがでますので手を振る動作で症状が和らぐこともあり指を動かす運動を効果的です。そして母指球の筋肉が低下、運動障害もでてきますので指を使う細かい作業などが困難になってしまいます。症状の進行で物を落としてしまったり字を書いたりすることも困難になってしまいます。神経の圧迫により血行も悪くなりますので指や手の感覚も鈍くなり最近よく手が冷えるなどの症状もでてきます。
⑦ギオン管症候群
尺骨神経障害の一つで力を入れた時の痛みや力が入りにくい、指先が痺れるなどの症状がある場合はギオン管症候群かもしれません。
ギオン管とは手根骨の有鈎骨と豆状骨の中央を通り尺骨神経が何かしらの原因で圧迫などをされてしまい小指や薬指に痛みや痺れが出たり手のひらの薬指や小指の感覚が鈍くなり麻痺をしてしまった場合などをギオン管症候群と呼んでします。症状が酷くなると筋肉の萎縮が強くなり握力の低下や箸を使うことが出来なくなったりボタンなどがとめられなくなったりしてしまいます。
⑧肘部管症候群
肘部管症候群とは、肘関節の内側にある尺骨神経に障害がでることをいいます。自宅や外出中に肘の内側をぶつけてしまい痺れた経験はありませんか?
その神経を尺骨神経といいます。尺骨神経は上腕部から肘を通って前腕部や指先までの神経で指先の感覚や運動を支配しています。この神経に障害がある場合を肘部管症候群と呼んでいます。肘部管症候群になってしまうと指先の感覚が鈍くなってしまうことや痺れ、握力低下などの症状がでてきます。また大工さんや工事現場などで働いている方は手や腕に負担をかけていることが多いため、発症することが多くなっています。
⑨TFCC(三角繊維軟骨)損傷
日常生活やスポーツで手をついたりしてしまい手関節の捻挫をしてしまうことは多いと思いますが手関節捻挫の中にTFCC損傷というものがあります。また慢性的に手の使い過ぎで繰り返しの負担でなってしまうこともあります。三角繊維軟骨は手関節の内側にあり尺骨にあり手の小指側に痛みがでた場合はTFCC損傷の可能性があります。手関節の捻挫と同様の症状になりますが痛みと腫れがでてきます。しかしTFCC損傷の場合は痛みと腫れはでますが小指側の尺骨部の周辺に痛みがでることが多く捻る動作をすると痛みが出るのも特徴です。患者様の中に整形外科でレントゲンを撮ってきたけど特に異常はないと言われてしまい湿布をだされただけで終わってしまい、それでも中々痛みが取れないと相談を受けるのですが、そもそも軟骨はレントゲンに映らないため異状なしと言われることがとても多いのが特徴です。
四十肩・五十肩でお悩みの方は前橋市若宮町のアイメディカル鍼灸整骨院にお問い合わせください。
関連する傷病
【前橋市アイメディカル鍼灸整骨院】
〒371-0032
群馬県前橋市若宮町4-5-5
【診療時間】
●月・火・木・金・土
10時00~13時00
15時00~20時00
●水曜日
10時00~14時00
●日曜日・祝祭日
10時00~14時00
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