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産後の骨盤矯正

2024.09.07 | Category: 気になる症状

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産後の骨盤矯正とは

産後に骨盤矯正をするという話を聞いたことがある方も多いでしょう。
出産によって骨盤が開いてしまい、骨盤のゆがみが不調を引き起こしている可能性があります。
そのため、産後骨盤矯正にて骨盤を整えることが必要になるのです。
産後に骨盤がゆがんだ状態で生活を続けていると、筋肉バランスを崩すことで腰や肩への負荷が大きくなります。
そこに子どもを抱くなどの育児も加わることで、腰痛や肩こりなどを引き起こすのです。
また、骨盤のゆがみは血行を悪くするため、自律神経やホルモンの乱れも引き起こします。
骨盤のゆがみは内臓機能までも低下させ、産後に体型が戻りにくい原因にもなります。
こういった不調を改善する施術が「産後骨盤矯正」です。
産後にゆがんでしまった骨盤を整えて、徐々に閉じるように調整していく施術になります。
産後骨盤矯正は、産後1ヵ月以降~半年までに施術を受けることが理想です。

なぜ骨盤矯正が必要なのか?

女性の身体というのは妊娠・出産によって大きな変化をします。お腹が大きくなってくるにつれて身体の重心位置が変わってしまうために腰痛を起こしやすくなったり、出産をスムーズにさせるために骨盤が開いたりするのです。
出産を終えれば元に戻るものではありますが、ゆがみやズレがある状態のままになってしまっている方も多く、産後にさまざまな不調となってあらわれてきてしまうのです。
産後に体型が戻らずに下半身太りが気になるという方、お尻が大きく垂れ下がってしまったという方、頑張ってダイエットをしているのにあまり効果が出ないという方も、産後骨盤矯正がオススメです。
産後骨盤矯正によって骨格のバランスが整いますと、身体も引き締まり痩せやすく太りにくい体質へと変化させることが出来るのです。
たとえば、腰痛や肩こり、膝、股関節の痛み、冷え性やむくみ、生理痛なども骨盤が関係しています。
こうした身体の不調をしっかりと原因から改善させていくことが可能です。
産後だけではなく、日常における姿勢や運動不足などによって、骨盤や体幹を引き締めるための骨盤底筋群がゆるんでいる方も多いものです。
これによって腰痛や頻尿、むくみ、痩せにくいなどの不調が起こると言われています。

産後のママの骨盤チェック

  1. 出産後から恥骨、尾骨が痛む
  2. 出産前に履けていたジーンズが履けない
  3. 抱っこをする時、骨盤にのっけている
  4. 椅子に座る時、足を組む癖がある
  5. O脚が目立つようになった
  6. 骨盤がグラグラする

この症状に該当している方は骨盤矯正をお勧めします。

産後の骨盤矯正で改善される症状

① 産後の体型戻し

産後に骨盤が開いた状態のままだと、体重は減っても下半身のサイズが戻らないという方は多いでしょう。
また、体重が落ちにくいという悩みを抱えている方もいるはずです。
これは、骨盤がゆがむことで内臓が圧迫されたり、下垂状態になったりしていることが原因です。
そのため、骨盤矯正をすることで内臓を元の位置へ戻し、妊娠前の体型に戻しやすくするサポートをします。

② 肩こり・腰痛

骨盤がゆがむことで、これまで上手く負荷が分散されていた筋肉や関節に負荷がかかるようになります。
しかも、慣れない子育てなどによって腰や肩は負荷が大きくかかり、腰痛や肩こりを引き起こすことになってしまうのです。
骨盤矯正をすることで、筋肉バランスを整えれば腰や肩への負荷が軽減されます。

③ 便秘や尿漏れ

産後に自分の意思とは関係なく、日常の小さな動作で尿漏れしてしまうという悩みを抱える方は多いものです。
骨盤の底にある骨盤底筋がゆるむことで、これまで支えていた内臓が下がってしまい、内臓が膀胱や腸を圧迫します。
これによって、尿漏れや便秘を起こしやすくなるのです。

産後に出来るだけ早めに施術を受けていただいた方が効果を実感しやすいので、お気軽に。

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オスグッド

2024.09.06 | Category: 気になる症状

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オスグッドとは

正式名称は、オスグッド・シュラッター病。膝のお皿の下の骨「脛骨粗面(けいこつそめん)」が隆起し、腫れと痛みが生じる、成長期に頻発する代表的なスポーツ疾患です。
オスグッドは、筋肉が発達し、運動量が増える小学校高学年から中学生にかけての成長期に多く見られるオーバーユース障害(膝などの使いすぎによる疾患)のひとつで、膝を曲げると痛みを感じるようになり、ひどい場合には歩くことさえ困難になってしまいます。
では、なぜ痛みが生じるのかというと、膝を伸ばす動作は、大腿(太もも)の前面にある筋肉「大腿四頭筋」が収縮し、膝のお皿の下の骨「脛骨結節」を引っ張ることで起こります。
しかし、成長期の子どもは、まだ軟骨の部分が多くて弱いため、筋肉が繰り返し骨を引っ張ることによって軟骨の一部が剥がれて、腫れや炎症を起こしてしまうのです。

☆オスグッドの症状は、成長痛とは違って「成長期だから仕方ない」というものではありません。筋肉が骨を引っ張ることで起きているのですから、原因となっている筋肉に適切な処置をすれば、短期間の回復が期待できるのです。

オスグッドの原因

① 四頭筋の柔軟性低下

四頭筋(太もも前の筋肉)の柔軟性が低下すると、屈伸運動のたびに脛骨粗面が強く牽引されるため、オスグットが生じやすくなります。

② 膝のオーバーユース

スポーツなどによる膝のオーバーユース(使い過ぎ)により、オスグットの発症リスクが高くなるといわれています。

③ 急激な骨の成長

成長期の骨は、軟骨から硬い骨へと急激な成長を遂げます。
しかし、靭帯や腱などの組織は骨の成長スピードより遅く、結果的に成長期の身体はとても不安定な筋骨格が構成されてしまいます。
そこに過度な負荷が繰り返し加わることで、オスグットが発症しやすくなると考えられています。

オスグッドの症状

  • 走ると、膝が痛くなってしまう
  • 階段の上り下りがつらい
  • 正座がしんどい
  • 屈伸すると膝や太ももが痛む
  • 自転車をこぐのがつらい
  • 膝下にボコッとした出っ張りができた

オスグッドの治療

鍼灸治療

痛みを和らげることを主体に、筋肉や関節部に細い鍼や患部に灸をすることで血流を良くします。
痛みを軽減させるため、また膝周りの筋肉硬化を防ぐため、足全体の血流循環を改善するための鍼灸治療を行います。

ハイボルテージ治療

ハイボルテージでは、捻挫、打撲といった急性外傷(ケガ)での鎮痛効果も期待できます。
急性期でも使用可能です。
鎮痛効果に加えて、患部への刺激による血流の促進で「浮腫の軽減」「治癒力の向上」の効果も期待できます。

手技療法

膝周りや太ももやふくらはぎには細かい小さな筋肉がたくさん着いていますので、これをひとつずつほぐしていきます。
また、手技では届かない深部の組織には超音波治療が非常に有効です。

運動療法

オスグッドの治療法としては、「運動療法」を行います。
痛みがあったり変形があると中々、膝の関節の運動ができていないこともあり膝の関節の屈伸運動などで関節運動を行います。
痛みの緩和と、関節の可動域を広げる事を目的とします。

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テニス肘

2024.09.05 | Category: 気になる症状

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テニス肘とは

テニス肘とは、手首に負担がかかる動作を行った時、肘の外側から前腕にかけて痛みが起こる症状のこと。
正式には「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」といいます。
ラケットでボールを打つ動作を繰り返すテニス愛好家に多い症状であることから、通称「テニス肘(テニスエルボー)」と呼ばれていますが、実際にはスポーツ以外の仕事や日常の動作が原因で発症する場合も少なくありません。
症状が進行するとコップが持てないほどの強い痛みを伴うこともあり、日常生活にも大きな支障をきたすようになります。
特に前腕に負荷がかかる動きを繰り返すと、上腕の骨に筋肉が付着する腱が炎症を起こし、同じ動きを続けるうちに腱が変性し、最終的には切れてしまいます。
テニス肘は、腕を曲げたり、まっすぐにしたり、ものを握ったり、持ち上げたり、振ったりするときに、「肘の外側」に痛みを起こす可能性があります。
早く治療したり、その症状を起こした原因を排除すれば症状を軽減させることができます。
テニス肘は、30才から50才の人に多く、男女性別に関係なく幅広く発症する可能性があります。
プロのスポーツ選手だけでなく、前腕、手首、手を激しく、かつ反復的に使う活動を定期的に行っている人は、誰でもテニス肘になる可能性があります。

テニス肘の原因

くり返し手首を伸ばしたり、指をのばしたりする動作を繰り返すことで炎症が起こります。

具体的には

① スポーツなどでの繰り返しの刺激

テニスのバックハンドやゴルフのインパクトの瞬間など

② 職業上での繰り返し動作

料理人で重い鍋を振る、硬いものを包丁で切る、農業で草引きをする、肉体労働で重いものをもって運ぶなど

③ 年齢に伴う筋肉の質の低下

年齢とともに筋肉の柔軟性が失われ、繰り返しの刺激に弱くなっていくと考えられます。

などがあげられます。

テニス肘の症状

テニス肘は、通常、じっとしている時にはあまり痛みがなく、「手首を反らせる」「内外にひねる」「指を伸ばす」いうような手首を使った動作を行った時に肘の外側に痛みが起こるのが大きな特徴です。
日常生活では、「物をつかんで持ち上げる」「ドアノブを回す」「タオルを絞る」「キーボードを打つ」などの動作をしたときに強い痛みを感じます。
症状の現れ方には個人差があり、急に強い痛みが出る場合もありますが、じわじわと痛みが強くなることもあります。
腕は、日頃良く使う部分だけに一度発症するとなかなか治りにくいこともあり、症状が進行してしまうと安静にしていても肘にジンジンとした痛みが続くようになります。

  • 肘の外側の痛み、手首の痛み
  • 腕をひねったり曲げたりするときの痛み(ドアノブを回すときや瓶を開けるときなど)
  • 腕を伸ばしたときのこわばりや痛み
  • 肘関節の腫れ、触ると痛い
  • ラケットやペン、または人の手などを持とうとしたときに痛みが出たり、握力が弱くなる

テニス肘の治療

テニス肘の治療は関連している筋肉を柔らかくしていく手技と痛みのある所に鍼灸治療や特殊な電療(ハイボルテージ)などで治療を行います。
また肘だけではなく肩の関節の運動や首・肩の筋肉の緊張を和らげてあげることも大切です。

①ハイボルテージ治療

ハイボルテージでは、捻挫、打撲といった急性外傷(ケガ)や神経症状での鎮痛効果も期待できます。
鎮痛効果に加えて、患部への刺激による血流の促進で痺れや痛みの軽減治癒力の向上の効果も期待できます。

②鍼灸治療

痛みを和らげることを主体に、ツボや筋肉や関節部に細い鍼や患部に灸をすることで血流を良くします。
痛みを軽減させるため、また肘や腕周辺の筋肉硬化を防ぐため、全体の血流循環を改善するための鍼灸治療を行います。鍼灸というと痛そう、熱そうというイメージが先行しがちです。ですが当鍼灸院の治療は基本的に心地よい刺激で治療中に眠ってしまう方も多くいます。

③手技

肘や腕周辺には細かい小さな筋肉がたくさん着いていますので、これをひとつずつほぐしていきます。
また、手技では届かない深部の組織には超音波治療が非常に効果的です。

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