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肋骨の痛み

2024.12.27 | Category: 気になる症状

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肋骨の痛みがでる病名

骨折

肋骨骨折は、胸部の外傷で最も多くみられる疾患です。
ラグビーや柔道などの激しいスポーツ外傷や転倒、転落などのケガ、ゴルフのスイング、慢性的な咳などの繰り返しの負担で骨折する場合もあります。また、ケガをしてレントゲン写真を撮っても、骨折がわからない場合もあります。

肋間神経痛

肋間神経痛とは、肋骨の間に通っている「肋間神経」が何らかの影響によって刺激され、上半身に痛みが出る症状です。上半身の左右どちらかに痛みが出ることが多いことも肋間神経痛の特徴です。
肋間神経痛は、体を動かすと些細な動きでも影響を与えやすいことで日常生活に支障をきたしてしまいます。

肋軟骨炎

肋軟骨炎は、肋骨と胸骨をつないでいる胸肋関節、または肋骨と肋軟骨の接合部に痛みを生じる疾患です。

肋軟骨接合部痛や下部肋骨疼痛症候群と呼ばれることもあります。
左側の第2肋骨から第5肋骨にかけて痛みが生じることが多いといわれていますが、実際には両側すべての肋骨に痛みが生じることもあります。

肋骨の痛みの原因

骨折

日常生活で家具(机・タンスなど)の角で胸を打ったり、ラグビーや柔道などの激しいスポーツ・ 交通事故・高い所からの転落などで胸を強打し複数の肋骨が骨折する場合があります。
他にも、骨粗鬆症がある高齢者では軽い転倒や身体を捻ったり、風邪などで咳を繰り返すことにより肋骨が骨折し痛みが誘発されます。

肋間神経痛

肋間神経痛には疲労が原因で起こるもの、風邪が原因で起こるもの、打撲による内出血、圧迫骨折、筋肉の炎症などによって起こる場合もあります。

肋軟骨炎

外傷(胸部に何らかの強いダメージが加わったこと)、繰り返しの負担、肋骨のゆがみ、重い物を持ち上げる、ゴルフなども含めた激しい運動、激しい咳などの負担によって肋軟骨接合部に微細な損傷が生じて、それをきっかけに肋軟骨炎が生じると考えられています。

また、一部の患者さんは特定の関節炎(関節リウマチ、強直性脊椎炎、掌蹠膿疱症性関節炎)に関連している可能性もわずかながらあります。

また、ウイルス、細菌などによる病原体が肋骨に感染して発症する可能性もあるとされ、さらには腫瘍によって肋軟骨炎を引き起こす可能性があります。

肋骨の痛みの症状

骨折

受傷した部位の痛み・圧痛・皮下出血・呼吸・くしゃみ・咳に伴う痛み・腫れ・息苦しさや呼吸がしづらい・身体を反る・捻る、手を挙げるなど身体の動きに伴う痛み。

肋間神経痛

「急に電気が走るような痛み」や「ジクジクとした持続する痛み」などがあり、痛みの起こる場所は背中から脇腹、胸の前面やおへそ辺り、まれには足の付け根まで痛みを感じることがあります。

肋軟骨炎

肋軟骨炎の症状は、胸部やあばらの痛みです。痛みは、上肢の運動や深呼吸を伴う活動に関連することが多く、重い物を持ち上げたり、くしゃみやせき、深呼吸などでも悪化します。
痛みの性質としては鋭い痛み、または圧迫するような痛みです。
一つだけでなく複数の肋骨に及ぶこともあります。

肋骨の痛みの治療

鍼灸治療

痛みを和らげることを主体に、痛みがある患部に細い鍼や患部に灸をすることで血流を良くします。
痛みを軽減させるため、血流循環を改善するための鍼灸治療を行います。
夜間の痛みがひどい時には、中枢神経を鎮静させるためのツボにアプローチすることも。

ハイボルテージ治療

ハイボルテージでは、捻挫、打撲といった急性外傷(ケガ)での鎮痛効果も期待できます。
急性期でも使用可能です。
鎮痛効果に加えて、患部への刺激による血流の促進で痛みの軽減の効果も期待できます。

肋骨の痛みでお悩みの方は前橋市若宮町のアイメディカルにお問い合わせください。

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頸椎椎間板ヘルニア

2024.12.26 | Category: 気になる症状

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頸椎椎間板ヘルニアとは

首には7個の椎体という骨と、その骨と骨とつなぐクッションのような柔らかい組織があります。
この組織を椎間板と言いますが、周囲は繊維輪という比較的しっかりとした繊維性組織で包まれています。
椎間板が動くことで首が曲がったり回旋したりするのですが、この椎間板の繊維輪に亀裂が入ると椎間板内の奥にあるクッションで言うところの中の綿のようなもの(髄核と言います)が、外に出てきてしまいます。
この髄核の外への脱出を椎間板ヘルニアと呼びます。
ケガなどの瞬間的な外力や長時間同じ姿勢をするなどの慢性的なストレスにより椎間板が突出し、神経を圧迫してしまうため、首や腕に痛みやしびれといった症状が出現します。

頸椎椎間板ヘルニアの原因

パソコンやスマートフォンなどの多用によって首がクレーンのように前にでているクレーンネックが原因ともいわれ、今回の頸椎椎間板ヘルニアを含む様々な頸椎の障害いわゆる頚椎症の原因ともなっていると言われており近年凄い勢いで増えていると言われています。

頸椎椎間板ヘルニアの症状

首や肩甲骨付近の痛みや肩こりなどの症状があり、首を動かすと痛みが増したり、首の動きに制限が見られます。
主に片方の首~肩・腕・手にかけての痛み(放散痛)・しびれや力が入りにくい(筋力低下)などの症状が見られます。
両方の手足がしびれたり、手指の細かい動きが緩慢となることでボタンかけや箸の使いづらさ、書字の障害(巧緻運動障害)が見られます。
頚椎椎間板ヘルニアの症状としては首から肩甲骨の痛み・コリ感、腕~指への痛み・しびれなどが主に頚椎椎間板ヘルニアの症状になります。
30~50才の男性に多く、私が臨床で見る方も男性が多くデスクワークの方で不良姿勢で座っている方・天井などの上を見上げる職業の方が多い印象です。

頸椎椎間板ヘルニアの治療

① 鍼灸治療

頚椎から神経が出ているところ(神経根)を狙って鍼をさします。また首や背中、腕などの筋肉の緊張を和らげるためにその周辺にも鍼や灸をします。
筋肉や靭帯の緊張、神経に刺激を与える目的で、鍼に電気を通したりもします。
鍼灸施術では頭や頸椎を支える首・肩の筋肉に対してのアプローチや低周波鍼療法、東洋医学的アプローチなど状態に合わせて選択。血流促進、自律神経の調整によって自己治癒力を高め身体を治そうとする本来の能力を引き出します。

② 手技・整体・矯正治療

首・肩・背中周辺をメインに筋肉の緊張を和らげていきます。またハイボルテージといった特殊な電療も使用していくと効果が高いとされております。

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変形性膝関節症

2024.12.25 | Category: 気になる症状

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変形性膝関節症とは

「変形性膝関節症」は、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)が接している「膝関節」に、痛みなどの症状が現れる病気です。具体的には、クッションの役割を果たしている「軟骨」がすり減って炎症を引き起こし、痛みが生じます。
炎症によって関節液の分泌量が増え、いわゆる「水がたまる」という状態になるのも特徴のひとつです。
中年以降の男女に症状が現れる傾向にありますが、女性が多いという点も特徴として挙げられます。
男女比は、「男性1:女性4」といわれています。

変形性膝関節症の原因

膝関節の軟骨は年齢とともに弾力を失い、再生しづらくなっていきます。
そんな中で膝を使い続けているとどんどん軟骨がすり減っていき、最終的には動作時痛が現れます。
また、「肥満」も原因のひとつです。肥満の方は膝関節に負担がかかりやすく、その分だけ軟骨がすり減りやすい状況にあるといえます。

① 筋肉量

女性は男性に比べると膝の筋肉量が少ないため、より軟骨に負担がかかりやすく、すり減りやすい状態にあります。

② 女性ホルモン

軟骨の形成には女性ホルモン、特に「エストロゲン」の働きが必要とされています。
女性は中年以降、閉経を迎えるとエストロゲンの分泌量が極端に減少しますが、これによって変形
性膝関節症になりやすくなってしまうと考えられます。

そのほか、「遺伝」が原因のひとつとして挙げられることも判明しています。
両親のいずれか、あるいは両方が変形性膝関節症であった場合には、日ごろから予防に努める必要があるといえます。

変形性膝関節症の症状

初期

立ち上がり、 歩きはじめに膝が痛む。休めば痛みがとれる。
なんとなく動かしづらいという違和感、膝のこわばり、膝に重しがつけられているような感覚といった、痛みよりも「ちょっと膝が変」という程度の感覚から始まることが多いです。
布団から出るとき、この違和感や痛みによってすぐに起き上がることができず、ゆっくり姿勢を整えないと布団から出られないケースもあります。

中期

歩くと膝が痛み、正座、階段の昇降が困難。動作が不自由。
症状が進行するにつれ、動作開始時だけでなく動作中も膝が痛む、という状況になってきます。
具体的には、変形性膝関節症初期には歩行では最初の1〜2歩だけ痛むという症状だったのが、歩いている最中はずっと痛む、という状態になっていきます。
特に、重量のある荷物を持っての歩行では痛みが顕著になり、買い物帰りの歩行がつらくなることがあります。

末期

変形が目立ち、膝がピンと伸びず、歩行も困難。日常生活が不自由。
ここまでの症状が確認されていれば、歩くこともままならない状態に陥っていることも珍しくありません。
歩行時には杖を使用したり、車椅子での生活になることもありえます。
人によっては、あまりの膝の痛みや、膝が満足に曲げたり伸ばしたりできないので自宅内では歩くことも立つことも避けるようになり、這いずって移動するようになってしまう場合もあります。

変形性膝関節症の治療

運動療法

変形性膝関節症の治療法としては、「運動療法」をメインにした治療を行います。
痛みがあったり変形があると中々、膝の関節の運動ができていないこともあり膝の関節の屈伸運動などで関節運動を行います。
痛みの緩和と、関節の可動域を広げる事を目的とします。

温熱療法

患部の血行を良くすることで、治癒を促し痛みの緩和が期待できます。
温熱療法は、ホットパックや、超音波といった治療機器を使った治療がありますが、自宅では入浴や蒸しタオル温湿布などを使い温める方法があります。

手技療法

膝周りや太ももやふくらはぎには細かい小さな筋肉がたくさん着いていますので、これをひとつずつほぐしていきます。 また、手技では届かない深部の組織には超音波治療が非常に有効です。

鍼灸治療

痛みを和らげることを主体に、ツボや筋肉や関節部に細い鍼を打つことで血流を良くします。
痛みを軽減させるため、また関節部や筋肉にお灸をして血流循環を改善するためを行います。

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