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ぎっくり背中とは
ぎっくり背中は疾患名ではなく、正式には、筋筋膜性疼痛症候群(きんきんまくせいとうつうしょうこうぐん)と呼ばれるものです。
発症箇所は、肩甲骨と肩甲骨の間や肩甲骨下から腰の上付近まで、幅広い範囲で起こります。
症状は、背中に急な痛みが走るのが特徴です。筋膜という背中を覆っている組織が破れてしまい、肉離れのような状態になります。
また、痛みの強さもさまざまです。軽い痛みを訴えるぐらいから動けなくなるほどの痛みまで
あり、多くは突然症状が表れます。
ぎっくり背中とぎっくり腰の違い
痛み方が似ているため、よく間違われやすい「ぎっくり背中」と「ぎっくり腰」ですが、原因や痛みの出る箇所が若干異なります。
「ぎっくり背中」は先程も解説した通り、背中の筋肉や筋膜が断裂してしまうことで起こります。
痛みが表れるのは肩甲骨付近から腰のあたりまで、人によってさまざまです。
一方「ぎっくり腰」は腰を支える靭帯や腰の骨(腰椎:ようつい)、椎間板(ついかんばん)が損傷し、神経を傷つけてしまうことなどが痛みの原因として挙げられます。
痛みの出る場所は腰や骨盤付近です。
ぎっくり背中の原因
① 姿勢の悪さ
私たちの身体は重たい頭からの衝撃を吸収し、バランス良く支えるために、緩いS字カーブを描く形で背骨が連なっています。
しかし、猫背などの不良姿勢ではこのバランスが崩れ、首から背中の筋肉にかなりの負担がかかってしまうのです。
筋肉への過度な負担が筋肉疲労を招き、筋繊維の伸縮性が悪くなってしまうことで、ぎっくり背中を発症する場合もあります。
② 筋肉のこり固まり
長時間におよぶデスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢を長く続けていると、次第に肩や背中の筋肉がこり固まってきてしまいます。
このとき意識に反して上半身を急に動かしたり、くしゃみなどで予想を超えた力が背中に加わると、固まった筋肉が急激に引き伸ばされて筋肉の繊維や筋膜が裂けて、急激な痛みとして表れるのです。
③ 運動不足
運動不足により固くなった筋肉も、ぎっくり背中の原因となります。
筋肉とはそもそもゴムのような性質をもっていて、引っ張ると同時に元に戻ろうという力が働きます。
しかし、古くなった輪ゴムがすぐに切れてしまうように、運動不足で柔軟性を失った筋肉は急な動きに耐えきれず、軽微な力で傷付いてしまうのです。
ぎっくり背中の症状
炎症期…発症直後から3日間ぐらい
- 背中に急激な痛みが走る
- 身体を傾けると痛い
- 大きく息を吸うと痛む
- 前かがみのときに痛みが出る
- 背中の筋肉が突っ張る
特徴は、発症直後から少しずつ痛みが増していき、寝返りをうつなど背中を動かす動作が困難になる場合があります。
また、就寝中に痛みで目が覚めてしまうこともあります。
修復期…発症直後から3日後ぐらいで、少しずつ痛みが和らいでくる時期
- 体を軽く動かせる程度の痛みに落ち着く
- 背中に力が入るような動作は強い痛みが表れる場合がある
- 背中の筋肉に突っ張りが残る
- 就寝中に痛みで目覚めることがほとんどなくなる
なお、今までお伝えした炎症期と修復期の期間の説明は、軽度な症状の場合の経過となります。
重度の場合は体を動かせないほどの痛みが1週間程度続き、完全に痛みが取れるまで1ヶ月以上かかることも少なくありません。
また、痛む箇所や範囲もさまざまで片側だけが痛い場合や、腕や首まで痛みが広がる人も居ます。
ぎっくり背中の治療
急性期や痛みが強い場合は手技や整体による強い刺激はあまり好ましくありません。
その場合は鍼灸治療やハイボルテージで治療を行い症状が軽減してきたら手技により筋肉をほぐしていったり整体で筋肉をストレッチしていきます。
また猫背が目立つ方が多いですので猫背矯正も効果的です。
鍼灸治療
痛みや筋肉の緊張を和らげることを主体に、ツボや筋肉や関節部に細い鍼を打つことで血流を良くします。
痛みや緊張を軽減させるため、腰・背中・お尻にかけて血流循環を改善するための鍼灸治療を行います。
ハイボルテージ
ぎっくり腰や寝違えやぎっくり背中のような突如として発生する症状となります。
いずれもこれまでですと原因すら不明確であったため、対処法としては患部に負荷をかけないように気をつけながら安静にすることしかできませんでした。
しかし、ハイボルテージ治療によって、早期回復を促すことが可能となりました。
整体
整体で施術を受けるメリットは体のバランスを整えてくれることです。症状の軽減に合わせて背部に筋肉、腰部の筋肉、股関節周辺、足全体のストレッチを取り入れていきます。
骨盤矯正・猫背矯正
骨格・骨盤・背骨矯正によって今まで悩んでいた腰・肩・・首。背中の痛みや辛さを瞬時に楽にするこどができます。
この治療法では体の柱(背骨)と土台(骨盤)をまっすぐにして歪みを取ることによって、痛みや違和感を根本的に治すことのできる矯正治療法です。
関連する傷病
ぎっくり背中でお悩みの方は前橋市若宮町のアイメディカル鍼灸整骨院にお問い合わせください。
【前橋市アイメディカル鍼灸整骨院】
〒371-0032
群馬県前橋市若宮町4-5-5
【診療時間】
●月・火・木・金・土
10時00~13時00
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☎ 027-212-2299
✉ i_medical1115@yahoo.co.jp
ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)とは
ジャンパー膝とは、スポーツや過度な運動を行うことで、膝に慢性的な痛みが起こるスポーツ障害です。
別名「膝蓋靭帯炎」とも呼ばれます。
ジャンパー膝はその名の通り、ジャンプ動作や着地などの動作を多く行う事で起こりやすいケガです。
特にバレーボールやバスケットボールなどの競技では「ストップアンドゴー」や「ジャンプ動作」が多く、膝に掛る負担が繰り返されることで「ジャンパー膝」を発症する事が多く見られます。
ジャンパー膝の原因
ジャンパー膝とは、スポーツを日常的に行い膝に負担がかかる人が起こりうる病気で、いろいろなスポーツが原因で起こります。
ジャンプしたり着地したりの動きを多く繰り返すスポーツ(バレーボールやバスケットボール、走り高飛びなどの陸上競技など)で多く起こります。また、突然走ったり止まったりを繰り返すスポーツ(サッカー、ラグビー、アメフトなど)でも起こりやすいです。
野球やソフトボール、テニス、バトミントンなどのスポーツでも生じることが多いと言われており、走ったり、ジャンプしたりをたくさんするスポーツならどのようなスポーツでも発症する可能性はあります。
競技のレベルや強度が上がってくる中学校以降の学生だけでなく、日常的にスポーツを行なっているプロスポーツ選手でも見られます。
ジャンパー膝の症状
最初の症状としては、世間で、『膝のお皿』と呼ばれている部位である『膝蓋骨』の下側を押すと痛みを感じたり、膝を動かした後に痛くなったりする程度のことが多いです。
多くの場合では、スポーツの後に痛みが悪化することが多いです。
注意すべきは、痛みが強くても、走ったりジャンプしたりはできることが多いため、スポーツ選手は痛みを我慢して、運動を続け、どんどん症状が悪化してしまうということが非常に多いということにあります。
最初のうちは、スポーツは普通に行うことができ、スポーツの後に膝に違和感や、痛みを感じる程度のことから始まります。しかし、その痛みを我慢し、膝を使い続けて、徐々に悪化してしまうと、スポーツ中にも痛みを感じるようになります。
そのような段階になると、膝蓋骨の下側を押すと、顔をしかめてしまうほどの激痛で、しばらくその場から動けなくなるようなことも多いようです。
それでも痛みを我慢して、スポーツを続けると、スポーツなど運動中だけに関わらず、日常の歩行をはじめ、常に痛みを感じるようになります。さらに悪化すると、痛みでスポーツを継続することが困難になります。さらにスポーツを続けると腱や靭帯が千切れてしまうこともあります。
ジャンパー膝の治療
ハイボルテージ治療
ハイボルテージでは、急性外傷(ケガ)での鎮痛効果も期待できます。
急性期でも使用可能です。
鎮痛効果に加えて、患部への刺激による血流の促進で「浮腫の軽減」「治癒力の向上」の効果も期待できます。
手技療法
膝周りや太ももやふくらはぎには細かい小さな筋肉がたくさん着いていますので、これをひとつずつほぐしていきます。 また、手技では届かない深部の組織には超音波治療が非常に有効です。
鍼灸治療
痛みを和らげることを主体に、ツボや筋肉や関節部に細い鍼や患部に灸をすることで血流を良くします。
痛みを軽減させるため、また膝周りの筋肉硬化を防ぐため、足全体の血流循環を改善するための鍼灸治療を行います。
運動療法
ジャンパー膝の治療法としては、「運動療法」を行います。
痛みがあったり変形があると中々、膝の関節の運動ができていないこともあり膝の関節の屈伸運動などで関節運動を行います。
痛みの緩和と、関節の可動域を広げる事を目的とします。
関連する傷病
- ランナー膝
- 鵞足炎
- 靭帯損傷
- 半月板損傷
- アキレス腱炎
- 偏平足
- 足底腱膜炎
- 足底の痛み
- 捻挫
- 坐骨神経痛
- スポーツ整体
- 骨盤矯正
- 鍼灸治療
- 猫背矯正
- テニス肘
- 野球肩
- 野球肘
- 膝の痛み
- オスグッド
- シンスプリント
- 肉離れ
- スポーツ障害
- かかとの痛み
- 突き指
ジャンパー膝でお悩みの方は前橋市若宮町のアイメディカル鍼灸整骨院にお問い合わせください。
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産後の骨盤矯正とは
産後に骨盤矯正をするという話を聞いたことがある方も多いでしょう。
出産によって骨盤が開いてしまい、骨盤のゆがみが不調を引き起こしている可能性があります。
そのため、産後骨盤矯正にて骨盤を整えることが必要になるのです。
産後に骨盤がゆがんだ状態で生活を続けていると、筋肉バランスを崩すことで腰や肩への負荷が大きくなります。
そこに子どもを抱くなどの育児も加わることで、腰痛や肩こりなどを引き起こすのです。
また、骨盤のゆがみは血行を悪くするため、自律神経やホルモンの乱れも引き起こします。
骨盤のゆがみは内臓機能までも低下させ、産後に体型が戻りにくい原因にもなります。
こういった不調を改善する施術が「産後骨盤矯正」です。
産後にゆがんでしまった骨盤を整えて、徐々に閉じるように調整していく施術になります。
産後骨盤矯正は、産後1ヵ月以降~半年までに施術を受けることが理想です。
なぜ骨盤矯正が必要なのか?
女性の身体というのは妊娠・出産によって大きな変化をします。お腹が大きくなってくるにつれて身体の重心位置が変わってしまうために腰痛を起こしやすくなったり、出産をスムーズにさせるために骨盤が開いたりするのです。
出産を終えれば元に戻るものではありますが、ゆがみやズレがある状態のままになってしまっている方も多く、産後にさまざまな不調となってあらわれてきてしまうのです。
産後に体型が戻らずに下半身太りが気になるという方、お尻が大きく垂れ下がってしまったという方、頑張ってダイエットをしているのにあまり効果が出ないという方も、産後骨盤矯正がオススメです。
産後骨盤矯正によって骨格のバランスが整いますと、身体も引き締まり痩せやすく太りにくい体質へと変化させることが出来るのです。
たとえば、腰痛や肩こり、膝、股関節の痛み、冷え性やむくみ、生理痛なども骨盤が関係しています。
こうした身体の不調をしっかりと原因から改善させていくことが可能です。
産後だけではなく、日常における姿勢や運動不足などによって、骨盤や体幹を引き締めるための骨盤底筋群がゆるんでいる方も多いものです。
これによって腰痛や頻尿、むくみ、痩せにくいなどの不調が起こると言われています。
産後のママの骨盤チェック
- 出産後から恥骨、尾骨が痛む
- 出産前に履けていたジーンズが履けない
- 抱っこをする時、骨盤にのっけている
- 椅子に座る時、足を組む癖がある
- O脚が目立つようになった
- 骨盤がグラグラする
この症状に該当している方は骨盤矯正をお勧めします。
産後の骨盤矯正で改善される症状
① 産後の体型戻し
産後に骨盤が開いた状態のままだと、体重は減っても下半身のサイズが戻らないという方は多いでしょう。
また、体重が落ちにくいという悩みを抱えている方もいるはずです。
これは、骨盤がゆがむことで内臓が圧迫されたり、下垂状態になったりしていることが原因です。
そのため、骨盤矯正をすることで内臓を元の位置へ戻し、妊娠前の体型に戻しやすくするサポートをします。
② 肩こり・腰痛
骨盤がゆがむことで、これまで上手く負荷が分散されていた筋肉や関節に負荷がかかるようになります。
しかも、慣れない子育てなどによって腰や肩は負荷が大きくかかり、腰痛や肩こりを引き起こすことになってしまうのです。
骨盤矯正をすることで、筋肉バランスを整えれば腰や肩への負荷が軽減されます。
③ 便秘や尿漏れ
産後に自分の意思とは関係なく、日常の小さな動作で尿漏れしてしまうという悩みを抱える方は多いものです。
骨盤の底にある骨盤底筋がゆるむことで、これまで支えていた内臓が下がってしまい、内臓が膀胱や腸を圧迫します。
これによって、尿漏れや便秘を起こしやすくなるのです。
産後に出来るだけ早めに施術を受けていただいた方が効果を実感しやすいので、お気軽に。
関連する傷病
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