Blog記事一覧 > 美顔鍼 | 前橋市の整骨院なら前橋アイメディカル鍼灸整骨院 - Part 33の記事一覧
自律神経失調症とは
ストレスなどが原因で、自律神経である交感神経と副交感神経のバランスが崩れて出る様々な症状を言います。
自律神経は、間脳の視床下部というところにあり、交感神経と副交感神経という二つの神経からなっています。
交感神経は、活動する神経といわれ、身体の働きを活発にします。副交感神経は休む神経といわれ、身体を休めます。
交感神経と副交感神経の働きがバランスを保って、自律神経として体内の環境を整えているのです。
不規則な生活習慣や過度のストレスなどにより、このバランスが乱れてしまうと、身体や心に様々な不調・症状が現れます。
この状態を自律神経失調症といいます。
自律神経失調症原因
自律神経失調症は自律神経に関連するあらゆる機能が乱れることで発症します。
一旦ストレスやホルモンバランスの乱れによって片方の神経が過剰に興奮して優位な状態が不均衡に継続されると、多彩な症状が出現するようになります。
その直接的な原因として、不規則な生活によって自律神経が興奮し続けたり、更年期に伴うホルモンの乱れなどが典型例として考えられます。
このように不規則な生活に伴う過剰ストレスによる刺激、更年期障害などホルモンの乱れなどが本疾患を発症させる原因になります。
① 不規則な生活を送っている人
乱れた生活習慣とは、日常的な活動周期が一定でなく不安定であることを意味しています。
慢性的な寝不足、あるいは不規則な生活や偏った食事などが生体リズムを狂わせてしまい、自律神経の乱れに繋がると考えられます。
- 幼少期からの不規則な生活習慣で夜更かしを継続する
- 夜勤の頻度が多い職業である
- ジャンクフードを多く摂取して偏りのある栄養素のみ取り入れる不適切な食生活
② ストレスを感じやすい人
一般的なストレス以上の負荷が精神的に掛かっている状態では、自律神経失調症に罹患しやすいと指摘されています。
また、周囲の人間関係に伴うストレスにより、交感神経と副交感神経のバランスを崩してしまうケースも想定されます。
③ 更年期でホルモンバランスが乱れやすい人
自律神経失調症は、一般的に男性よりも女性の方が罹患率を高く認めると認識されており、その背景として女性ホルモンの影響によって自律神経失調症を発症する恐れが懸念されています。
男性ホルモンと女性ホルモンは、ホルモンバランスの安定性という観点で相違点があります。
男性ホルモンは思春期に分泌が高まって、それ以後は初老期まで安定する傾向があります。
一方、女性ホルモンは思春期の初潮、毎月の周期的な月経習慣、妊娠・出産、更年期から閉経に至るまで一生のうちに変化を繰り返して複雑な系統を呈しています。
したがって、女性ホルモンの特性から女性の方が男性よりもホルモンバランスが乱れやすく自律神経失調症を発症するリスクが高くなると想定されます。さらに、女性は更年期に伴う自律神経失調症の発症が注目されています。
女性ホルモンは、一般的に脳の視床下部から脳下垂体を通じて卵巣で分泌されることが知られています。
視床下部には、女性ホルモンの分泌のほかに自律神経をコントロールする役割も有しています。
更年期には、女性ホルモンが激減してホルモンバランスの不調を来して視床下部に影響を及ぼすことによって自律神経が乱れることも疑われています。
更年期障害では女性ホルモンの分泌がそれまでと比べて減少するため、自律神経の乱れに容易につながる結果、顔面のほてりや頭痛などの不調症状を自覚することも経験されます。
自律神経失調症の症状
- 眠れない
- 疲労が取れにくい
- 頭痛やめまい
- 息苦しさ
- 便秘及び下痢などの便通異常症状
- 情緒不安定や不安感など精神的な不調症状
自律神経は全身の器官をコントロールしているため、そのバランスが何かしらの原因で自律神経は全身の器官をコントロールしているため、バランスが崩れることで非常に多彩な症状があらわれます。人によって症状は異なり、良くなったり悪くなったりを繰り返すこともあります。
身体症状だけでなく、不安、抑うつなどの精神症状を伴うこともあります。
全身にあらわれるさまざまな症状
- しびれ・息切れ・動悸
- めまい・頭重・頭痛・立ちくらみ・のぼせ
- 下痢・便秘・冷え
- 食欲不振・胃痛・悪心・眠れない・寝汗
- 倦怠感・疲労感・熱っぽい
- 情緒不安定・不安・抑うつ
自律神経失調症の治療
主に鍼灸治療をメインで行います。
背骨の関節や背骨の際の筋肉の硬さは、自律神経系の働きを妨げてしまうことがあります。
しかし、背骨の際の筋肉は体表からの刺激だけでは硬さが取り切れないことがほとんどです。
鍼灸治療では、深部の筋肉も優しい刺激で効率的に緩めることができます。
「挟脊(きょうせき)」というツボは、背骨の際にある多裂筋という筋肉を緩めるのに有効です。
自律神経系の働きを高めるためには、脳の働きを正常化することが必要です。
顔面や頭部、手先や足先といった身体の末端は特に脳との繋がりが深い部分です。
これらの部位への鍼灸による刺激は、脳を癒し、その機能を正常化することができます。
鍼灸治療は、脳や自律神経系などの神経系の働きを整え、その機能を高めることにおいて非常に有効な手段です。
原因が分からない不快な症状に悩まされている方には、鍼灸治療を是非お勧めします。
日々の疲労やストレスが溜まってしまうと、自律神経がうまく働きづらくなり、交感神経が優位になることで身体が興奮状態に陥ってしまいます。
この乱れた自律神経を整えてくれるものが鍼やお灸です。
経穴(いわゆるツボ)に刺激を加えることで反射が起こります。この反射や自己治癒力が高まることで交感神経の高ぶりが抑えられリラックスした状態に戻すことができます。
また血流改善や脳内ホルモンの分泌が起こり各臓器の働きが調節される効果もあります。
関連する傷病
自律神経失調症でお悩みの方は前橋市若宮町のアイメディカル鍼灸整骨院にお問い合わせください。
【前橋市アイメディカル鍼灸整骨院】
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顎関節症とは
顎関節症とは、口を開け閉めするときに顎関節の音がする、口が開けにくい、あごが痛いなどの症状がみられる病気です。
また、これらの症状のほかに頭痛、肩こり、めまい、目の疲れなどの多様な副症状がみられることもあります。
顎関節に何らかの症状がある人の割合に男女差はないものの、医療機関を受診する人は女性が多く、特に若い女性と中年女性が多いとされています。
顎関節症の原因
噛み合わせの不良のほか、顎関節そのものがもともと弱いなどといった構造上の問題、ストレスや不安などからくる顎の筋肉の緊張、外傷などもあると考えられる。
また、日常生活における習慣や癖なども大きく影響している。
例えば、頬づえや歯ぎしり、唇や頬の内側を噛む癖、食いしばり、片側の歯での偏った噛み方の癖、うつぶせ寝の習慣、猫背など。近年ではスマートフォンや携帯電話、パソコンの長時間に及ぶ操作なども原因の一つです。
顎関節症の症状
- 顎関節の運動時痛(動かしたときに痛い)
- 顎関節の雑音
- 開口障害(口が開かない)
- 顎が疲れる
- 頭が重い
- 頭が占めつけられる感じがする
- 首筋、肩がこる
顎関節に痛みが生じる、口が開けづらい、口を開くときに耳の付け根辺りで「カクッ」「ゴリッ」といった不快な音が鳴る、というのが主な症状。これにより、硬い食べ物を噛めない、大きな食べ物を食べられない、顎の音が煩わしいといったストレスを抱えることになる。
関節円板がずれている場合には、顎を動かすと引っかかるような音がしたり、顎関節を構成する骨の変形によってこすれ合うような音がしたりする。
さらに症状が悪化すると、口を開けようとしなくても顎関節や、頬やこめかみなどの顎を動かす筋肉が痛んだり、口が開かなくなったりする。
さらに腕や指のしびれ、めまい、片頭痛、首や肩、背中の痛み、腰痛、肩凝りなどのほか、目、耳、鼻、歯、舌などに不快感や違和感を覚えるようになることもあります。
顎関節症の治療
①手技
顎関節症には手技によって顔の筋肉の緊張や硬くなってしまっている筋肉をフェイスマッサージでほぐしていきます。また顎周辺だけ治療をするのだけではなく首や肩の筋肉の緊張も取り除くことが必要であり大切です。
②鍼灸治療
顎関節症に対する鍼灸治療は、顎関節部の血流を促し疼痛を緩和する効果が期待されます。
顎関節周りの筋の緊張やコリをほぐし痛みを和らげることを主体に、ツボや筋肉や関節部に細い鍼や患部に灸をすることで血流を良くします。
③ハイボルテージ治療
鎮痛効果に加えて、患部への刺激による血流の促進で「痛みの軽減」「治癒力の向上」の効果も期待できます。痛みやコリが最も強い部分(トリガーポイント)を取り除く治療法で高電圧の電気刺激を深部組織に到達させ、痛みの原因である最深部(根っこ)から治療するため驚くほどの早さで治療効果を得ることができます。
関連する傷病
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指の変形について
変形性指関節症は、指の関節に腫れや痛み、変形が起こる病気の総称です。
関節リウマチでも指の変形は起こりますが、関節リウマチは全身の病気のため、ひざなど、指以外の関節にも変形が現れる点が変形性指関節症と異なります。
変形性指関節症は、指だけに起こり、しかも特定の関節に起こります。変形性指関節症にはさまざまなタイプがあり、もっとも多いのがへバーデン結節や母指CM関節症です。
① へバーデン結節
人差し指から小指にかけて、指の第一関節に腫れや痛みが生じます。複数の指に起きたり、1本の指だけに起きたり、さまざまなケースがあります。痛みは経過とともに治まっていきますが、指の変形が進行することがあります。爪の付け根付近に水ぶくれができることもあります。
② 母指CM関節症
親指の付け根にあるCM関節(指先から数えて3番目の関節)に、腫れや痛みが生じます。
進行すると、骨にとげができたりすることにより、親指の付け根が外側に向かって飛び出して見えるようになります。また、親指を広げる動作が難しくなります。
③ ブシャール結節
ブシャール結節とは、指の第二関節(PIP関節)の軟骨が摩耗することで、関節の変形、腫れ、屈曲などが起こる病気です。痛みは必ず生じるものではなく、中には全く感じない方もいらっしゃいます。
指の変形の原因
時点では原因は不明ですが、発症が更年期の女性に多く、また利き手以外の手指にも症状が現れることから、女性ホルモンが関与している可能性が考えられています。
ヘバーデン結節、ブシャール結節以外にも更年期に起こりやすい手指の疾患として、ばね指・ドケルバン病などの腱鞘炎、手根管症候群、母指CM関節症があげられます。
更年期のみならず女性ホルモンの大きな変動(減少)が起こる産後・授乳期にも、同様に手指に痛みやしびれ、こわばりが起こることが報告されています。
指の変形の症状
症状はさまざまですが、主な症状としては、指を使うたびに痛む、痛みのために指の可動範囲が狭まる、指が変形するなどが挙げられます。
患者さんの多くは、痛みが原因で受診します。
痛みの強さには個人差がありますが、物を持つこともままならなくなる場合もあります。
また、雑巾が強く絞れなかったり、ペンや箸をうまく使えないなど、日常生活に支障をきたすような症状が現れることもあります。
指の変形の治療
鍼灸治療
痛みを和らげることを主体に、関節部に灸をすることで血流を良くします。
痛みを軽減させるために血流循環を改善するための鍼灸治療を行います。
ハイボルテージ治療
ハイボルテージでは、捻挫、打撲といった急性外傷(ケガ)での鎮痛効果も期待できます。
急性期でも使用可能です。
鎮痛効果に加えて、患部への刺激による血流の促進で「浮腫の軽減」「治癒力の向上」の効果も期待できます。
関連する傷病
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