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めまいとは

2023.12.21 | Category: 気になる症状

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めまいとは

めまいとは、身体の平衡(バランス)を保てなくなる状態のことを指します。
大まかに分けると、平衡感覚に異常が生じる部分は耳(末梢性)の場合と脳(中枢性)の場合があります。
一般に「めまい」と言われるものには、さまざまな症状があります。
天井や自分の周囲がぐるぐる回る、体がぐらぐら、ふわふわした感じ、気が遠くなりそうな感じ、目の前が真っ暗になる感じ、物が二重に見える、などです。
立ち上がったときに目の前が暗くなるような場合は「立ちくらみ」と呼ぶこともあります。
このような「めまい」の原因になる病気は一つではありません。
代表的なものは、耳の奥の内耳という部分にある、体の姿勢を保つ器官が何らかの異常を来して起きる内耳性のめまいです。
また、脳卒中や心臓疾患、低血圧など血管の病気、脳・神経の病気、薬、外傷などが原因になることもありますから、原因に応じた治療を行うことが重要です。

めまいの原因

一言にめまいと言っても一瞬ふらつく程度のものから、吐き気頭痛を伴い立っていられない程のものまで程度は様々です。
原因もまた同様に様々あり疲れやストレスや神経、脳の問題であることもあります。
ゆえにめまいが繰り返しおきたり定期的に強いめまいに襲われているなら早めに医療機関を受診しておくべきです。

頸椎性のめまい

頸椎間の関節に機能障害がおきている状態です。このため頸椎~耳につながる神経に促通不全と血行不全が起きてしまい、平衡感覚を司る内耳の各器官の機能が低下し、めまいが起きます。
首を一定の方向に向けた時、同じ姿勢が長くなるとめまいが起こりやすいです。
また吐き気、頭痛を伴うこともあります。

頸椎性のめまいが起きやすい人

  • 普段から首や肩に慢性的な凝り感、鈍痛を感じている人。
  • 仕事や家事でうつむきなど同一姿勢が長い人。
  • 過去に事故やケガで首を痛めたことがある人。(現在痛みが無い人も含む)

しかし、中には病院で検査しても特に異常なし、どういう原因でおきたか分からないというケースもあります。
こうしたケースでは首が原因でめまいを引き起こしていることもあり、今回は首回りが原因で引き起こすめまいについて説明していきます。
めまいの原因の一つは、内耳にある身体の平衡感覚を司る三半規管、前庭(耳石器)の異常で、これにもさまざまな種類があります。
中高年の人が起床時や寝返りを打ったときによく起きるのが良性発作性頭位めまい症で、耳石器から剥がれた耳石が三半規管内を浮遊していることが原因です。
また、30~50歳代に多いメニエール病は、内耳を満たしている内リンパ液が過剰にたまる「内リンパ水腫」が原因とされています。
突発性難聴、前庭神経炎もめまいを引き起こします。
一方、循環器系の病気によってもめまいが起こります。
一つは低血圧によるもので、朝の血圧が下がり過ぎる起立性低血圧は「立ちくらみ」が大きな特徴です。
高血圧の薬の量が多過ぎるときも同じような症状が出ることがあります。

回転性めまいの原因

耳の中にある「内耳(ないじ)」という場所が、むくんだり炎症をおこしたりすることが原因と考えられています。
稀に、脳が原因で回転性めまいが起きる場合もあります。

浮動性めまいの原因

脳の異常・自律神経の乱れ・眼精疲労などが原因と考えられています。浮動性めまいは、めまいの中でも原因の特定が難しいと言われています。

立ちくらみ(眼前暗黒感)を伴うめまいの原因

脳が虚血状態(血が不足する)になることにより立ちくらみが起こります。
軽い立ちくらみは、貧血やストレスで生じることがあります。単発で起きる場合はあまり心配いりませんが、何度も頻発するようであれば、心臓病や血圧異常などの重い病気が隠れている場合があるため注意が必要です。

耳が原因でめまいが生じる病気

  1. メニエール病
  2. 前庭神経炎
  3. 突発性難聴
  4. 聴神経腫瘍
  5. 良性発作性頭位めまい症

めまいの症状

① 体がフラフラ・フワフワするめまい(動揺性めまい)

身体が浮いたような、宙を歩いているような感覚に陥るタイプのめまいです。
突然起こることも、徐々に表出することもあります。
脳梗塞、脳腫瘍、脊髄小脳変性症、良性発作性頭位めまい症、メニエール病などの原因疾患が考えられます。

② 物が揺れているように見えるめまい(動揺視)

静止しているはずのものが、揺れて見えるタイプのめまいです。
主な原因疾患として、脳腫瘍(眼窩腫瘍)、心臓疾患などが挙げられます。
また、眼精疲労によって動揺視の症状が現れることもあります。

③ グルグル回っているめまい(回転性めまい)

まわりの景色や人が、グルグル回っているように見えるタイプのめまいです。
突然起こることが多く、めまい以外にも吐き気、耳鳴り、耳閉感(耳が詰まった感じ)などの症状を伴うことがあります。
主に、「良性発作性頭位めまい症」「メニエール病」「前庭神経炎」などの耳の病気を原因として起こります。

④ クラっとする・目の前が暗くなるめまい(立ちくらみ)

立ち上がったときに貧血のようなクラっとした感覚、目の前が暗くなるタイプのめまいです。
低血圧の方、お子様によく見られます。起立性調節障害、不整脈、貧血、低血圧などを主な原因とします。

めまいが女性に多い理由

立ちくらみは、女性に多い低血圧や脳貧血(一時的に脳への血流が減少するもの)、急に立ち上がった時におこる「起立性低血圧」が原因とされていますが、めまいやふらつきは、発熱時や軽い酸欠時、精神的なショックを受けた時のほかにも、女性特有のPMS(月経前症候群)や月経困難症、更年期障害の症状としても現れるなど、多くの女性が経験するするものです。
特に更年期の女性は、閉経期前後の約10年間に卵胞ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に減少し、自律神経のバランスが乱れます。
それに加えて感覚器官の加齢変化によって、めまいや耳鳴りなどの症状が出やすくなります。
しかし、更年期のめまいの原因は、動脈硬化、高血圧、メニエール病、突発性難聴など重篤な病気が隠れている場合があるので、めまいが長く続く時は病院へ行きましょう。

めまいの治療

鍼灸治療

めまいに対して鍼灸治療をメインで行います。
耳の奥にある内耳という場所の細胞の代謝を正常化するために血流の促進を目指します。
主には、後頭下筋群と呼ばれる後頭部の筋肉や耳に関連の深い側頭部の筋肉の硬さを緩和する治療をしていきます。
肩こりや頚椎症、椎骨動脈の循環不良など首や肩の筋肉や関節の硬さや血流の悪さによっておこる「めまい」です。
マッサージなどの手技による治療でも首や肩の筋肉の硬さを緩和することは可能ですが、めまいの症状を軽減させるためには首・肩の深層の筋肉の硬さを軽減させる必要があります。
鍼灸治療では、体表からではアプローチが難しい深部の筋肉を直接刺激して硬さを取ることが可能なので、この頚性めまい症に対して効果的なのです。

関連する傷病

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美容鍼

2023.12.20 | Category: 気になる症状

美容鍼

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美容鍼とは

美容を目的とした顔に鍼治療をすることをいいます。直接、顔に鍼治療を行うため美容鍼とも言います。最近では多くの国が美容鍼を行っており薬や外科的な治療以外での健康意識が高まっていることで代替の美容治療として人気が高まっております。
どんなにメイクやファッションに気を使っても年齢を重ねると気になってくるのが肌の衰えでありシワやたるみです。そのような悩みを解決してくれるのが美容鍼です。
また女性だけではなく男性も美容に関心が高くなり美容鍼を受ける方が増えています。

美容鍼

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美容鍼のメカニズム

鍼で真皮層を刺激することで肌は細胞を壊されたと認識し、細胞を元に戻そうと新陳代謝が活発になります。
細胞が新しく生まれることで血行が良くなり、肌に弾力ができシワ、たるみ、くすみ等の肌のトラブルが改善され本来の美しい肌を取り戻していきます。

肌スッキリ

\肌スッキリ/

真皮層とは

真皮とは皮膚の本体とも言われている場所で見た目の老化に一番関係が深いと言われております。美しい肌にとっては欠かすことができないコラーゲン繊維からできていて柔らかさやハリや弾力の源です。水分やたんぱく質などいわゆるヒアルロン酸があるためそれらが減少することでたるみやシワなどの症状に繋がります。

肌の構造

【肌の構造】

たるみ・ほうれい線

たるみやほうれい線が濃くなってくる原因の一番は表情筋のたるみです。表情筋は本来、重力に抗うために発達してきた筋肉ではありますが、年齢とともに筋力が低下してきてしまい結果、重力に負けてしまい筋力が引き下がってしまうのが顔のたるみです。

たるみがでてしまう場所

  1. 頬のくぼみ
  2. 口元がへの字になる
  3. こめかみのへこみ
  4. 眉尻の下がり
  5. 下まぶたのたるみ
  6. ほうれい線の目立ち
  7. 上まぶたのくぼみ
肌荒れが気になる

肌荒れが気になる

顔のゆがみ(左右差)

顔のゆがみがある方のほとんどは姿勢が悪く猫背のような状態になってしまっています。首や肩まわりの筋肉の緊張やコリが原因で顔の筋肉へ負担がかかりゆがみがでてきてしまいます。

  1. バックや荷物を片方の肩にかけたり片手で持つことで体のバランスが崩れてしまいます。
  2. 立っているときなどにいつも片方の足に重心を乗せてしまっている。
  3. 座っていることに足を組んでしまっている。
  4. 寝ている時はいつも同じ方向を向いている。

このような癖などで体のバランスは崩れてしまいゆがみ(左右差)がでてしまいます。

最近は男性のほうが気にすることが増えているとのこと

最近は男性のほうが気にすることが増えています

むくみ・小顔

むくみの原因は身体に余分な水分が溜まることでむくみが現れてしまいます。体の冷え、アルコールの取りすぎ、塩分の取りすぎ、睡眠不足などでむくみが起こります。また内臓の腎臓や肝臓の機能の低下により代謝が悪化することで起こることもあり自律神経の乱れもむくみがでてしまう原因のひとつです。
また物を噛んだりする筋肉を咀嚼筋といいます。その中でも咬筋という筋肉がありガムを良く噛む方、歯ぎしりを良くする方、食事の際に強く噛んでしまう方は咬筋がコリ固まってしまう状態になります。その結果、むくんでいる状態に見えてしまいます。
日本人の多くは首や肩にコリを持っていますが、そのコリを改善することで顔への血流が整えられ美容効果を高めることができます。さらに顎のラインと首との境界がクッキリすることや首のラインが美しい曲線になることで見た目の小顔にもつながります。

美容鍼

\お肌のトラブルは早期解決/

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ほうれい線の原因

筋力低下と頬に老廃物が溜まりその重みによって皮膚が引っ張られることです。老廃物を鍼で刺激して結構を改善し老廃物の排出を促してあげることでたるみの緩和、シワを薄くすることができます。

美容鍼の効果

① しわの軽減

しわを作る大きな原因はたるみと乾燥です。美容鍼で真皮層を刺激することで、セラミドやヒアルロン酸の分泌、コラーゲンの生成を促します。潤いとハリのある肌を取り戻すことにより、しわを軽減することができます。

② しみ・くすみの軽減

皮膚の新陳代謝が落ちてしまうと、シミやくすみができるようになってしまいます。美容鍼では肌をダイレクトで刺激して新陳代謝の活性化を促します。また、顔周りの血流が良くなることで、栄養たっぷりの血液を肌表面の毛細血管まで届けられるようになり、シミやくすみを軽減していきます。

③ 肌荒れの改善・乾燥肌の改善

ニキビや吹き出物などの肌荒れにも美容鍼は有効です。肌の新陳代謝が落ち、さらに寝不足やストレスで免疫力が低下するとアクネ菌を抑えられなくなってニキビになるのです。美容鍼で肌の新陳代謝をアップさせ、さらに免疫力も高めることで正常な肌を取り戻すことができます。

④ リフトアップ

鍼を顔の筋肉に直接アプローチすることで筋肉が引き締まり、二重あごやたるみが改善されます。また真皮層を刺激することで、コラーゲンやヒアルロン酸の生成が促されることで、ほうれい線や目の下のくまが軽減され小顔効果を実感することができるのです。

⑤ 目の下のクマの改善

目の下のクマは主に血行不良や乾燥、新陳代謝の悪化などによってクマができるとされています。美容鍼では、血行促進・潤い成分の分泌促進・新陳代謝の活発化の効果があるため、どのようなクマでも根本から改善することができるのです。

⑥ 顔や全身のむくみの改善

顔のむくみも、美容鍼で改善することができます。むくみは血液やリンパの流れが滞ってしまっていることが原因で起こります。そのため、鍼によって血行が良くなり、滞っていたリンパ液が流れるようになると、むくみを改善できるのです。

美容鍼

\少しずつ変化がわかると嬉しい/

美容鍼

お肌のケアは欠かせない

美容鍼の即効性

個人差はありますがたるみ、むくみの解消やリフトアップ効果については血行が改善し、代謝が促進されることですぐに美容効果に期待ができ施術後の違いをすぐに実感して頂ける方が多いです。特に血行促進の効果はすぐに現れるため施術中からポカポカしてくるのを実感できると思います。
また三叉神経(顔面神経)を刺激すると顔の筋肉が収縮して皮膚が締まりリフトアップすることですぐに小顔効果が期待できます。

なぜ美容鍼は即効性が期待できるのか

美容鍼は鍼によってツボや皮膚の下にある真皮層に直接アプローチすることで即効性があると言われております。
美容鍼ではマッサージや機械では届かない皮膚の下にある真皮層を鍼で直接刺激することが可能なため血液の流れを良くしたコラーゲンの生成が促進されることやエラスチン、ヒアルロン酸も産生して肌質の改善ができ、すぐに美容効果が期待できるといわれております。
さらに繰り返しや継続刺激で効果が固定することができます。
肌トラブルを解消するためにはスキンケアも大切ですが、身体の外から美容成分を足す美容法は効果がでるまでに時間がかかってしまいます。美肌のために生活習慣を改善するのも1日でできるものではありません。一方、美容鍼は体の中の細胞に直接働きかけて内側から美しさを引き出すため、即効性が期待できるということです。

美容鍼

頭皮もしっかりほぐす

美容鍼

痛みは少なく施術

効果はどのくらい持続するのか?
効果の個人差はありますが、リフトアップ効果やたるみ、しわの改善効果でしたら
10日~2週間ほど持続します。
2回目の施術は初回から1週間~10日で1回、そのペースで3回~5回を目安に
数回続けて施術を受けていただくことで効果を高めていくことができます。
その後は月に1~2回程度のペースで定期的に施術を受けていただくことをお勧めします。
また効果と持続を高めるために必要なのが自宅での肌のセルフケアです。
冷えや血行不良などには要注意です。毎日湯舟にきちんと浸かることやストレッチなどで体を冷やさないようのしましょう。
そしてもう一つ重要なのが顔だけではなく首や肩の筋肉のコリを改善したり骨盤矯正、骨格矯正で体の歪みを矯正してあげることです。
顔に鍼を刺していたくないの?
痛みの度合いは個人の感覚の違いもありますので一概には難しいですが使用する鍼の太さや顔の場所によってことなります。
患者様によっては「もう刺さっているのですか?」「全然痛くないですね~」と言った声が圧倒的に多いです。
アイメディカル鍼灸整骨院の美容鍼で使用する鍼は主に一番細くて短く柔らかい鍼を使用していきます。そんなに柔らかくて大丈夫かなと思う方もいるほど細いので痛みも極限まで減らされています。
初めて鍼を受ける方、美容鍼を初めて受ける方などはこの鍼を使用していきます。
その一方で太い鍼の方が効果が出やすいという傾向があります。細い鍼よりは多少痛みを感じるかもしれませんが慣れてこられた患者様やさらに効果を出したい方、即効性を出したい方は少し太い鍼で施術することもできます。また同時に太い鍼に電気を流すことでさらに効果があがります。
リフトアップ・ほうれい線の持続時間は?
施術直後は頬がやや突っ張った感じがあることがあります。翌日以降にはその突っ張り感がなくなるもののその後はゆっくりと時間をかけて10日~2週間程度かけて戻ってくるように感じられます。
肌荒れ・美肌効果の持続時間は?
施術後の翌日の朝に頬に触れると肌が手に貼りついてくるようなモチモチ感が出ていると感じる方もいらっしゃいます。施術直後や翌日、翌々日よりも1週間~2週間後の方が肌の調子が良いという方もいらっしゃいます。
これは鍼の刺激により、血流が調整され肌のターンオーバーに影響していると考えております。2週間~1か月程度かけて徐々に肌が整えられていきます。
鍼の施術により状態が回復される過程で一時的に悪化するように見られるものです。しかし時間の経過と共に状態は落ち着いていきます。
むくみの改善・小顔の効果の持続時間は?
顔や体がむくみがちな方や歯ぎしり、噛みしめが強い方の多くは施術直後から変化を感じられることがあり1週間~2週間の効果を実感される方もいらっしゃします。
しかし顔だけではなく首や肩のコリを改善していかないと再度、むくみやコリが出てきてしまうことがあります。
美容鍼だけではなく首や肩まわりや全身を鍼治療や骨格矯正やマッサージを行うことも必要です。
男性でも施術できるのですか?
もちろん男性でも施術可能です。美容鍼は女性に人気の美容法だと思われがちですが、最近では男性にも人気がある美容法として注目を集めております。男性芸能人にも美容鍼を受けている方はたくさんいらっしゃいます。
美容鍼

\丁寧な施術を心がけています/

美容鍼のリスク

好転反応

美容鍼だけではなく鍼灸の施術を受けた後は身体が回復に向かう際の反応を好転反応といいます。回復に向かうことで一時的に出ることがあります。
弛緩反応、過敏反応、回復反応の3つがあり症状の出方は個人差があります。

① 弛緩反応

倦怠感、だるさ、疲れ、発熱がでることがあり筋肉がほぐれることにより今まで溜まっていた毒素や老廃物が筋肉内を巡回することにより不調を起こしてしまいます。

② 過敏反応

施術した場所に痛みやあゆみが起こることがあります。鍼で刺激した箇所に血液が流れることで壊れた組織を新しく作りかけようと身体が働きかけていることで起こります。

③ 回復反応

吐き気や腹痛などの症状は回復反応の可能性があります。今まで血行が悪かった箇所が鍼によって回復することで起こります。

副作用と好転反応の違い

副作用とは本来の目的以外の好ましくない反応のことをいいます。鍼灸の副作用の例としてめまいや吐き気があります。
一時的に血圧などが下がることもあります。

内出血・出血

美容鍼は薬を用いる治療ではないため副作用も少なく腫れや痛みなどの症状もほとんどありません。自然で身体に優しい美容施術です。
しかし、鍼を刺すことにより避けることができないリスクがあります。それは出血や内出血を起こす可能性です。内出血が起きた場合は見た目はあまり好ましくありませんが、おさまっていく過程で肌には良い影響があります。
内出血が起こると早い場合は3日ほどで、通常は1~2週間くらいで完全に吸収されどんに目立つ内出血となった場合でも必ず消えて痕には残ることはありません。
また出血は10~20秒ほどで圧迫止血をすることですぐに止めることができます。

料金

コース 施術時間 施術内容 料金
スタンダードコース 30分 ファイスマッサージ
美容鍼
5,500円(税込み)
全身コース 60分 ファイスマッサージ
美容鍼
骨格矯正、骨盤矯正
マッサージ
7,700円(税込み)

回数券

美容鍼 スタンダード

回数 料金
(1回あたり)
差額
3回 15,600円
(5,200円)
-900円
6回 30,000円
(5,000円)
-3,000円
12回 56,400円
(4,700円)
-9,600円

美容鍼 全身

回数 料金
(1回あたり)
差額
3回 20,550円
(6,850円)
-900円
6回 39,900円
(6,650円)
-3,000円
12回 76,200円
(6,350円)
-9,600円
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関連する傷病

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四十肩・五十肩とは

2023.12.20 | Category: 気になる症状

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四十肩・五十肩とは

五十肩は関節痛の一種です。年齢を重ねると、肩の関節がスムーズに動かなくなることがあります。このような症状を「四十肩」「五十肩」と呼びます。
四十肩・五十肩は加齢によるものが多く、特徴として肩をあげたり水平に保つのが難しくなります。そのため、洗濯物が干しづらくなった、肩よりも上のものが取りづらくなった、背中のファスナーがあげられないなどの症状が現れます。
四十肩・五十肩は40~50歳代を中心に、多発する肩関節の痛みと腕が上がらない、手が後ろに回せない等の運動制限を主な症状とします。

  • 両腕を前から、耳の後ろまでまっすぐあげる
  • 手のひらを上に向け、両腕を真横から真上に上げる
  • 両腕を腰に回す
  • 両腕を頭の後ろに回す

これらの動作を行った際に、「痛みを感じる」「なめらかに腕を動かすことができない」といった場合は、四十肩・五十肩が疑われます。

四十肩・五十肩と肩こりの違い

肩こりは「筋肉疲労」、四十肩や五十肩は「炎症」の状態です。
一般的な肩こりは筋肉の緊張からくる、デスクワークによる姿勢不良、スマホを観ている姿勢が悪い、血液循環の悪化が原因。習慣化した姿勢の悪さや、運動不足、ストレスにより筋肉疲労がおこり、張りや痛みを引き起こします。
一方、四十肩、五十肩は肩関節をとりまく関節包や腱板に炎症が起こる事で痛みが生じると言われています。その為年齢の若い方より、中年以降に発症する事が多いのです。

四十肩・五十肩の原因

四十肩 (五十肩) の原因は、具体的には腱板というインナーマッスルのスジに炎症が起こっている腱板炎であったり、力こぶの筋肉である上腕二頭筋の一部のスジに炎症が起こっている上腕二頭筋長頭腱炎であったり、腱板という肩の前方の膜や靭帯からなる部分に炎症が起こると言われております。
これらのどこに炎症が起こっても肩関節周囲炎という病名で括られてしまいます。
四十肩・五十肩は、40代以降の人に発症しやすく、男女差はありません。また、左右の発生率についても違いがなく、利き腕だから発症しやすいということもありません。
ただし、若い時に野球をはじめとしたスポーツや仕事で肩を酷使し、肩を痛めたことがある人は発症しやすい傾向にあります。普段から猫背になりやすい人も注意が必要です。猫背の人は重心が前のめりになり、体の歪みが生じやすいため、四十肩・五十肩のリスクが高まります。普段から正しい姿勢を意識しましょう。

四十肩・五十肩の症状

四十肩・五十肩は、肩甲骨と上腕骨を繋いでいる肩関節に痛みが生じます。以下のような症状が現れたら、四十肩・五十肩の疑いがあります。

  • 洋服を着たり脱いだりする際に痛む
  • 高い場所の物を取る時など手を伸ばしたときに痛む
  • 肩がズキズキと痛む
  • 寝返りをうつと痛くて目が覚める
  • 腕が上がらない
  • 後方に腕が回らない

これらの症状は、四十肩・五十肩のほかに腱板損傷や石灰沈着性腱板炎、上腕骨二頭筋長頭炎などの疾患でも起こります。また、四十肩・五十肩は、急性期・慢性期によって症状が異なります。

急性期

何の前触れもなく鋭い痛みが発生する「急性期」では、突然片側の肩周辺に、指先まで痺れるような激しい痛みが数日間~数週間続きます。痛む肩を安静に保って痛みを我慢し、無理をして肩を動かすのは逆効果。激しい運動をする、重い荷物を持つなど痛みを伴う動きは避け、まずは安静に過ごしましょう。

慢性期

慢性期に入ると、肩を動かしづらい日が続き、痛みは鋭い痛みから鈍い痛みに変わります。
一般的には数週間から半年、長くても1年半ほどで自然に痛みが軽くなり、動きの制限も少しずつ改善してきますが、肩関節の動く範囲が狭くなって治ることが多いです。
関節の可動域を元に戻すには、痛みの出ない程度に積極的に動かすことが大切です。発症から数日~数週間たって痛みが引いた慢性期には、日常の動作を積極的に行うように心がけましょう。また、ぬるめのお湯につかってゆっくり温めたり、使い捨てカイロや温感湿布を当てたりして、肩を冷やさないようにしましょう。
睡眠中は、筋肉の動きが少ないため体が冷えやすくなります。肩関節が冷えると痛みが強くなることがありますので、布団から肩が出ないように、バスタオルや毛布を掛けるなど冷やさない工夫を。

四十肩・五十肩の治療法

①運動療法

四十肩、五十肩の治療法としては、「運動療法」をメインにした治療を行います。
ストレッチや振り子運動は肩関節の緊張をほぐし、痛みの緩和と、関節の可動域を広げる事を目的とします。四十肩、五十肩はどちらか一方に発症する事が多いので、痛みのない側の予防策としても日々取り入れていく事が望ましいです。

②温熱療法

患部の血行を良くすることで、治癒を促し痛みの緩和が期待できます。
温熱療法は、ホットパックや、超音波といった治療機器を使った治療がありますが、自宅では入浴や蒸しタオル温湿布などを使い温める方法があります。

③手技療法

肩甲骨周囲には細かい小さな筋肉がたくさん着いていますので、これをひとつずつほぐしていきます。 また、手技では届かない深部の組織には超音波治療が非常に有効です。

④鍼灸治療

痛みを和らげることを主体に、ツボや筋肉や関節部に細い鍼を打つことで血流を良くします。
痛みを軽減させるため、また肩周りの筋肉硬化を防ぐため、首から肩、肘にかけて血流循環を改善するための鍼治療を行います。
夜間の痛みがひどい時には、中枢神経を鎮静させるためのツボにアプローチすることも。

⑤ハイボルテージ治療

ハイボルテージでは、捻挫、打撲といった急性外傷(ケガ)での鎮痛効果も期待できます。急性期や慢性期の四十肩・五十肩にとても有効です。

鎮痛効果に加えて、患部への刺激による血流の促進で「治癒力の向上」の効果も期待できます。

腕や手や指の上肢に関連する傷病

腱鞘炎ばね指

腱鞘炎というのは、普段の生活で起こることもありますし、スポーツによって使い過ぎてしまうことによって起こることもあります。筋肉の両端にある腱と腱鞘に炎症を起こしてしまって痛みを引き起こすというものです。そして、ばね指というのは手の指が思ったように曲げられなくなってしまって、無理やり曲げるとまるでばねのように弾かれてしまうという症状です。これらの腱鞘炎、ばね指というのはただシップを貼ったり痛みがあるからといって鎮痛剤を飲んでいるだけではきちんとした改善には至りません。原因となっている部分を見つけ出した上で適切な施術をしていく必要があるのです。

肘内障

肘内障とは、乳幼児など特に5歳以下の小さなお子さまが発症しやすい症状で、肘の靭帯から肘の外側の骨が外れかかっていることが原因となり痛みがあらわれます。もしお子さまが手をひっぱられた後に腕を下げたまま痛がって動かさなくなったら、それは肘内障の可能性があります。肘内障は一度発症すると何度もくり返す可能性も高いのですが、成長するにつれていつの間にか発症しなくなるのも特徴です。

突き指

突き指を経験したことがあるという方も多いと思いますが、痛みや腫れが出ていてもそのまま放置していたり、湿布を貼って様子をみたり・・・といった対処をしている場合がほとんどではないでしょうか。スポーツの中でも特に、バレーボールやバスケットボールなどの球技でよく見られる突き指ですが、早期の回復を希望しているのでしたら、適切な応急処置と必要に応じて治療や施術を受けられることをおすすめいたします。突き指は少しの痛みや腫れがある程度では我慢して動かしてしまいがちですが、症状が悪化する原因にもなりかねませんので無理に動かすことは止めてください。また昔はよくやっていた、突き指をした際に指を引っ張る応急処置ですが、この方法はさらに靭帯を傷付けてしまう恐れがありますので、絶対に行なわないように注意してください。

テニス肘

テニスはラケットを使って勢いよくボールを打ち返すスポーツですので、肘に負担がかかりやすいためテニス肘を発症しやすいのです。テニス肘は肘関節周辺の外側上顆炎や内側上顆炎というもので前腕部の伸筋や屈筋によって炎症が起こることで日常生活にも影響がでてしまい、握力の低下によって物を落としてしまったり痛みで箸やコップも持てなくなってしまうこともあります。

野球肘

野球肘は野球をしている人、特にピッチャーをしている人がなりやすい症状ですが、小学生や中学生の成長期によく見られます。野球肘は肘や肩に痛みがあらわれ、ボールを投げることも困難になる場合があります。野球肘は「なりやすい人」「なりにくい人」がいます。野球肘に「なりやすい人」の特徴を見てみると、「長い時間練習をしていた・投球数が他の人より多かった・投球フォームが安定していない・負担をかける投げ方をしている」といった点が挙げられます。他にも野球肘になりやすい人の特徴はたくさん挙げられますが、総合的に見てみると正しい投球フォーム(自分に合っている投球フォーム)で投げることができていないということです。

手根管症候群

手関節の所にある手根管という場所には正中神経がありその部分が何らかの原因で圧迫などを受けてしまい指や手の痺れが発症してしまうものを手根管症候群と呼んでいます。日常生活や仕事中に手や指が動かしずらい、手に痺れが出ているなどの症状がある場合は手根管症候群になっている可能性があります。また両手に症状が出る場合もありますし、片方だけの場合もあります。手根管は狭いスペースですが正中神経、浅指屈筋腱、深指屈筋腱、長母指屈筋腱が通っています。正中神経の圧迫により主に痺れがでてきます。正中神経の分布している部分は中指、人差し指、親指ですので症状が出るときはこの三本の指に痺れや痛みがでてきます。ですので薬指や小指は症状が出にくいもの特徴です。また症状は朝起きた時に出やすいのも特徴で症状の悪化で睡眠障害になることもありますので早期の治療が必要です。手根管症候群は手や指に痛みや痺れがでますので手を振る動作で症状が和らぐこともあり指を動かす運動を効果的です。そして母指球の筋肉が低下、運動障害もでてきますので指を使う細かい作業などが困難になってしまいます。症状の進行で物を落としてしまったり字を書いたりすることも困難になってしまいます。神経の圧迫により血行も悪くなりますので指や手の感覚も鈍くなり最近よく手が冷えるなどの症状もでてきます。

ギオン管症候群

尺骨神経障害の一つで力を入れた時の痛みや力が入りにくい、指先が痺れるなどの症状がある場合はギオン管症候群かもしれません。
ギオン管とは手根骨の有鈎骨と豆状骨の中央を通り尺骨神経が何かしらの原因で圧迫などをされてしまい小指や薬指に痛みや痺れが出たり手のひらの薬指や小指の感覚が鈍くなり麻痺をしてしまった場合などをギオン管症候群と呼んでします。症状が酷くなると筋肉の萎縮が強くなり握力の低下や箸を使うことが出来なくなったりボタンなどがとめられなくなったりしてしまいます。

肘部管症候群

肘部管症候群とは、肘関節の内側にある尺骨神経に障害がでることをいいます。自宅や外出中に肘の内側をぶつけてしまい痺れた経験はありませんか?
その神経を尺骨神経といいます。尺骨神経は上腕部から肘を通って前腕部や指先までの神経で指先の感覚や運動を支配しています。この神経に障害がある場合を肘部管症候群と呼んでいます。肘部管症候群になってしまうと指先の感覚が鈍くなってしまうことや痺れ、握力低下などの症状がでてきます。また大工さんや工事現場などで働いている方は手や腕に負担をかけていることが多いため、発症することが多くなっています。

⑨TFCC(三角繊維軟骨)損傷

日常生活やスポーツで手をついたりしてしまい手関節の捻挫をしてしまうことは多いと思いますが手関節捻挫の中にTFCC損傷というものがあります。また慢性的に手の使い過ぎで繰り返しの負担でなってしまうこともあります。三角繊維軟骨は手関節の内側にあり尺骨にあり手の小指側に痛みがでた場合はTFCC損傷の可能性があります。手関節の捻挫と同様の症状になりますが痛みと腫れがでてきます。しかしTFCC損傷の場合は痛みと腫れはでますが小指側の尺骨部の周辺に痛みがでることが多く捻る動作をすると痛みが出るのも特徴です。患者様の中に整形外科でレントゲンを撮ってきたけど特に異常はないと言われてしまい湿布をだされただけで終わってしまい、それでも中々痛みが取れないと相談を受けるのですが、そもそも軟骨はレントゲンに映らないため異状なしと言われることがとても多いのが特徴です。

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