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寝違え
寝違えとは
寝違えというのは、不自然な格好で寝てしまう事で起こりやすくなります。
普段とは違う枕を使用したり、お布団に入らずにソファーで寝てしまったときなどに起こることが多いのです。
就寝時に首、肩、背中の筋肉に持続的に過度な負荷がかかることで筋繊維が傷付き、炎症を起こし、首を曲げようとしても痛みでそれ以上曲げられなくなってしまいます。
軽度であれば2〜3日で収まりますが、重度だと1〜2ヶ月痛みが引かない場合があります。
また、強い痛みが引き、首を動かせるようになっても寝違えた場所が原因で、慢性肩こりになる場合があります。
寝違えの原因
① 寝違えの原因は睡眠時の姿勢になります
常は体勢が苦しければ、無意識に寝返りを打って、首に負担がかからない体勢にできるのですが、そもそも寝ている場所がせまかったり、枕が合わなかったりと不自然な状態が長く続いたり、過労や泥酔状態によって、寝返りをほとんど打てなかったりすると、長い時間、首まわりに負担がかかり続けて、靭帯や筋肉を傷めてしまいます。
疲労や日頃の不良姿勢も原因の一つです。
姿勢が崩れていたり、生活習慣の乱れ、体の使い方がうまくできていないような状態だと発症するリスクも高まってしまいます。
② 枕があっていない
仰向けや横向きで寝る場合は首の骨の角度や高さが合っていないと筋肉や関節に負担がかかりやすく寝違えることが多くなってしまいます。
③ 寝ているときの姿勢
就寝時は寝返りをして姿勢をかえることが通常ですが、熟睡をしているときは寝返りをうつことができず寝違いを起こしてしまいます。
寝違えの治療
急性期で強い痛みがあり、首が動かない場合は炎症ががあるため手による強い刺激はよくないため鍼灸治療や超音波や温熱療法が効果的です。血行をよくすることは肩凝りや寝違えの予防になります。また、疲労や日頃の不良姿勢も原因の一つになるので、骨格矯正、骨盤矯正も併せて施術していきます。
①鍼灸治療
痛みを和らげることを主体に、ツボや筋肉や関節部に細い鍼や患部に灸をすることで血流を良くします。痛みを軽減させるため、筋肉硬化を防ぐため、首、肩周り全体の血流循環を改善するための鍼灸治療を行います。鍼灸というと痛そう、熱そうというイメージが先行しがちです。ですが当鍼灸院の治療は基本的に心地よい刺激で治療中に眠ってしまう方も多くいます。
②ハイボルテージ
ハイボルテージでは、急性外傷(寝違い・ぎっくり腰など)での鎮痛効果がとても期待できます。鎮痛効果に加えて、患部への刺激による血流の促進で「治癒力の向上」の効果も期待できます。
③手技
痛みや運動時痛が少し緩和してきたら首、肩、背中の筋肉の緊張を取り除くために手技を加えていきます。寝違いの防止や肩こりの予防にも効果的です。
関連する傷病
寝違いでお悩みの方は前橋市若宮町のアイメディカル鍼灸整骨院にご相談ください。
【前橋市アイメディカル鍼灸整骨院】
〒371-0032
群馬県前橋市若宮町4-5-5
【診療時間】
●月・火・木・金・土
10時00~13時00
15時00~20時00
●水曜日
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●日曜日・祝祭日
10時00~14時00
☎ 027-212-2299
✉ i_medical1115@yahoo.co.jp
労災保険とは
労災保険とは、労働者を保護するための公的保険制度です。
業務中、または通勤途中の事故によって、怪我や病気、障害、または死亡したときに、被害を負った労働者やその遺族は一定の給付金を受け取ることができます。
一般的に「労災」などと呼ばれていますが、正式には「労働者災害補償保険」といいます。
労災保険は正社員だけのものではなく、パートやアルバイト、日雇いなど、すべての労働者は労災保険の対象です。
労働時のケガは、労災保険が適応されるため、患者様の負担はございません。当院は、労災指定医療機関として認定されております。
労災保険について
初めて労災保険を申請する方は、手続きが面倒と思われがちですが、前橋市のアイメディカル鍼灸整骨院までご来院頂ければ、そういった手続きをサポートさせて頂きますので、ご安心ください。労災保険を使用する際は、会社側に書類にサインして頂く必要があり、何かと面倒に思われる方が多いです。その為、「会社側に面倒がかかりそうだし、健康保険にしよう」としてしまいがちなのですが、そうすると結果的に会社側にも迷惑をかけてしまうのです。どういう事かと申しますと、会社側は従業員が業務中にケガを負ってしまった場合は、労働基準局に報告をする義務があり、これを怠ると報告義務違反となってしまうのです。
すべての労働者が給付対象
労災保険の給付対象は、短時間労働者を含むすべての労働者です。
労働者とは、職種や雇用形態にかかわらず、事業者と労働契約を結び、賃金が支払われている方を指します。
月の雇用時間や日数など、一定の条件を満たさないと対象にならない雇用保険と違い、パートやアルバイトなどの短時間労働者や日雇い労働者など、すべての労働者は労災保険の対象です。
業務災害とは
業務災害とは仕事中に起きたケガや病気、障害、死亡をいいます。
仕事中でも、仕事とは全く関係のない私的なことで起こったものは当てはまりません。
例えば、「仕事中に私用で買い物に行ったときにケガをしてしまった」、「私用で銀行などにいったときにケガをしてしまった」などは労災の適応にはなりません。
また、労災が適用となる場合は「この瞬間にケガをした」という、はっきりとした原因が必要になります。
ケガとの因果関係が考えにくいものも当てはまりません。
パソコンや事務作業、その他繰り返し行うような作業で「腱鞘炎」になってしまった場合は業務災害と認められません。
- 仕事で台に乗って作業をしていてバランスを崩してしまい、床に手を衝いて手首を捻ってしまった。
- 会社の階段で段を踏み外した時、足首を捻ってしまった。
- 会社で段差につまずき転倒した時、足首に全体重が乗ってしまい痛めた。
- 仕事で重たい物を持った時、腰にビリっと衝撃が走り痛めてしまった。
- 取引先の段差に躓いて転んでしまい膝を痛めた。
通勤労災とは
通勤災害とは通勤中に起きたケガや病気、障害、死亡をいいます。
通勤中でも、通勤とは全く関係のない私的なことで起こったものは当てはまりません。
よくあるケースとして、
「仕事に行く前や帰り道に、寄り道としてスーパーなどで買い物していたらケガをしてしまった」
などという場合は当てはまらないので注意が必要です。
- 通勤で自転車走行中に誤って転倒してしまい、ヒザを捻ってしまった。
- 夜道を歩いていて段差につまずき転倒した時、手を地面に衝いて手首を捻ってしまった。
- 駅の階段で段を踏み外した時、足首を捻ってしまった。
- 会社に向かう途中、電車の時間に遅れそうなため走っていて、足が絡まってしまい転倒した時に足首を捻ってしまった。
労災保険での治療費は?
労災による怪我や病気で治療が必要になったときは、労災保険によって治療費が補償されます。治療費の他に、通院交通費など、治療のためにかかる費用が「療養補償給付」として支給されます。
労災保険から医療機関に直接治療費等が支払われるので、労働者が窓口で医療費を支払う必要がありません。
労災保険での治療
手技療法
骨格のゆがみやズレ、筋肉の緊張や痛みの緩和と疲労回復に効果が期待できます。
首・肩周り・背中周り・腰には細かい小さな筋肉がたくさん着いていますので、これをひとつずつほぐしていきます。
鍼灸治療
痛みを和らげることを主体に、痛みがある患部に細い鍼や患部に灸をすることで血流を良くします。
痛みを軽減させるため、血流循環を改善するための鍼灸治療を行います。
夜間の痛みがひどい時には、中枢神経を鎮静させるためのツボにアプローチすることも。
(注意)
労災保険で治療を行う場合、鍼灸保険は適応できないことがありますので、自費で負担していただきます。
ハイボルテージ治療
ハイボルテージでは、捻挫、打撲といった急性外傷(ケガ)での鎮痛効果も期待できます。
急性期でも使用可能です。
鎮痛効果に加えて、患部への刺激による血流の促進で痛みの軽減、浮腫の軽減治癒力の向上の効果も期待できます。
整体・運動療法
腰回り、股関節周辺、背中周りの筋肉のストレッチを行います。ストレッチは筋肉の緊張をほぐし、痛みの緩和と、関節の可動域を広げる事を目的とします。
整体で施術を受けるメリットは体のバランスを整えてくれることや筋肉や関節の柔軟性をだすことです。
物理療法
低周波施術器・干渉波施術器・超音波施術器・赤外線施術器等による施術を行います。
手技では深部や細胞に働きかけ、効果の増大や患者様の負担を軽減します。
労災保険で治療を受けるために必要な書類
労災保険の書類はお勤めの会社からもらうこともできますし下記からご自身で用意することもできます。
また患者様ご自身で記入するところもございますのでわからない場合は当院でお教えいたしますので詳しくスタッフまで。
業務上の労災の場合(通勤中以外)
用紙は、お勤めの会社からもらうことができます。
職場での怪我様式第7号(3)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/rousaihoken06/dl/05.pdf
通勤中の労災の場合(業務上以外)
用紙は、お勤めの会社からもらうことができます。
通勤災害(交通事故)様式第16号の5(3)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/rousaihoken06/dl/09.pdf
労災保険で治療をご希望の方は前橋市若宮町のアイメディカル鍼灸整骨院にお問い合わせください。
〒371-0032
群馬県前橋市若宮町4-5-5
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難聴とは
聴覚障害とは、耳の聴こえが低下している状態を指します。
耳の聴こえには、外耳や中耳、内耳、脳といった各部位が適切に働くことが必要です。
しかし、何らかの原因で各部位に異常が起こると聴覚障害が生じます。
原因には生まれつきの先天的なものと後天的なものがあり、脳腫瘍しゅようや薬などが影響することもあります。
障害の程度はさまざまですが、音がまったく聞こえなくなってしまうこともあります。
特に多いのが突発性難聴です。
聴覚障害(難聴)は、障害されている部位によって、以下の3つの種類に分かれます。
伝音難聴
外耳が閉塞へいそくしたり、中耳にある鼓膜が破れたり音を伝える耳小骨が骨折などして障害されることにより音が伝わりにくくなる状態
感音難聴
内耳の蝸牛かぎゅうにある音を感じる有毛細胞が変性・脱落したり、聴神経に腫瘍ができることで音を感じにくくなったりする状態
混合性難聴
伝音難聴と感音難聴が合わさった状態
難聴は、外耳と中耳の障害によって音がうまく伝わらない「伝音難聴」と、内耳や脳に問題があり、音をうまく感じ取れない「感音難聴」の2種類に分けられます。
伝音難聴
中耳炎や外耳炎、耳硬化症、耳あかの詰まりなどによるもの
感音難聴
加齢性難聴や突発性難聴、ヘッドホン難聴などの音響性難聴、騒音性難聴、低音障害型感音難聴、メニエール病など
難聴の原因
① 鼓膜の損傷
耳を何かにぶつけたり、耳を強く叩かれたり、強く耳かきをした後などに、急に聞こえにくくなったようなときは、鼓膜を損傷している可能性があります。
② 耳元で大音量の音を聞く
耳元で爆発音がしたり、ヘッドホンやコンサートで大音量の音楽を聞いた直後に、耳が聞こえにくくなったり耳が詰まった感じになることがあります。
また継続的に大きな騒音に囲まれる環境の中に長時間いる時にも、同じような難聴の症状があらわれることがあります。
③ 内耳や神経の老化
加齢にともない、内耳や聴神経の機能が衰え、耳が聞こえにくくなってきます。
これは、人によって程度の違いはありますが、必ず起こる老化現象です。多くは50歳代から聞こえに
くくなりますが、早い人では30歳代から症状があらわれる場合もあります。
④ 薬の副作用
結核の治療薬は、音を感じる細胞に障害をもたらし、難聴やめまい、耳鳴りを引き起こすことがあります。
また、リウマチの治療薬や利尿薬、抗がん剤も難聴を引き起こすことが知られています。
⑤ 耳あかがたまる、水や異物が耳の中に入る
耳あかがたまって外耳道をふさいだ状態になると、耳が詰まったような感じにり、聞こえにくくなることがあります。
また、耳に水が入ったり、ゴミ、蚊などの小さな虫が耳に入ったりしたときにも耳が聞こえにくくなることがあります。これらの症状はその原因を取り除けば治ります。
⑥ 急激な気圧の変化
通常、耳の中の気圧は、外の気圧と同じ状態に保たれています。
しかし、飛行機の離着陸時やスキューバダイビング、エレベーターの急下降時のときのように急激に外の気圧が変化すると、体の内外に気圧差が生じることがあります。この気圧差によって鼓膜が内側に押し出されることで痛みやキーンという高い音の耳鳴り、少しの間、耳が聞こえにくくなるなどの違和感を生じることもあります。
⑦ 精神的ストレスや身体的ストレス
仕事や人間関係などによる精神的ストレスや、睡眠不足などの生活習慣、騒音などの生活環境が体に与える身体的ストレスが長く続くと、自律神経が乱れやすくなり難聴が起こることがあります。
同時に耳鳴りやめまいが起こることも多く、それらの症状がストレスとなり、さらに症状を悪化させる悪循環になることがあります。
難聴の症状
聴力の低下によって起こる「聞き間違い」
「声は聞こえるけれど、何を言っているのかわからない」―。
聴力が低下している人は、単に音が小さくしか聞こえないという訳ではありません。
加齢により聴力が低下していくと、子音をうまく聞き分けることが難しくなってきます。
子音の聞き分けがうまくできなくなってくると、言葉の聞き間違いが多くなります。
早口の会話が聞き取りにくい
早口で話されると、会話の内容がわかりにくくなる、または、全くわからなくなることがあります。
年齢を重ねるにつれ、手足や体の動きが緩慢になり、若い時のように俊敏に動けなくなります。
耳も同じように耳に入った会話音声を瞬時に処理できなくなります。
また、雑音の中から聞きたい音を選び出すことが困難になってきます。
これらの症状の多くは、耳から入った音を中枢で処理する時間が長くなったために起こるといわれています。
また、左右の耳に達する音の微妙な時間的ズレを脳が識別しにくくなることによっても起こります。
以上のように聴力が低下(難聴になる)すると、小さな音が聞こえないだけではなく、言葉が理解しにくくなったり、周囲の雑音(騒音)のために会話がうまくできなくなったりします。
聞きたい音を選別できなくなる
本来、聴力には耳と脳の協力作業で多くの音の中から聞きたい音を選ぶ能力があります。
しかし、聴力が低下すると、内耳による音を識別するフィルタの機能が劣化する場合があり、音を選び出せなくなってしまいます。
そのため、雑音の中から聞きたい会話の音を聞き分けることができないなどの症状が出るのです。
言葉を聞き分けられなくなる
音を感じる内耳や聴神経及び中枢の働きが悪くなると、言葉を聞き分ける能力が低下します。
この症状が出ると、ただ単に音を大きくするだけではよく聞こえません。
高い音(弱い音)が聞こえなくなる
音の高低(周波数)によって耳の感度が低下し、「聞こえ」が悪くなります。
一般的に高齢者は特に高い音(周波数)ほど聞こえなくなることが多くみられます。
- 音が響いて、聞き取りにくい
- 電話やインターホンの音に気づかないことが増えた
- 小さな声やささやき声が聞き取りにくい
- 人の話を聞き返すことが多くなった
- テレビの音がうるさいと家族に言われる
- 高い声もしくは低い声など、聞き取りにくい音がある
- 大きい音を聞くのがつらい
- 音が重なったように聞こえる
- 耳に違和感がある
- 耳鳴りがする
突発性難聴とは
突発性難聴は、突然、片方の耳(ごくまれに両耳)の聞こえが悪くなる病気です。
突然発症した感音難聴(音をうまく感じ取れない難聴)のうち、原因がはっきりしないものを突発性難聴と呼んでいます。日本での発症は年間1万人に1~3人ぐらいの割合でしたが、近年増加しています。
子供から高齢者までどの年齢でも発症する可能性があり、特に働き盛りの40~60歳代に多くみられます。
聴力回復が期待できるのは発症後約一ヶ月以内で、それ以後は回復が望めない場合が多いので、できるだけ早期に治療を開始することが望まれます。
突発性難聴とは突然の蝸牛(内耳)機能低下によって生じる難聴のなかで、原因不明のものの総称をいいます。
考えられている原因としては、血流不足やウイルス感染、自律神経障害などがありますが、はっきりとは証明されていません。
蝸牛機能の低下のため外科的な治療方法では治癒せず、点滴や内服薬などで治療することがほとんどですが、治療しても症状が残存する場合もあります。
突発性難聴の症状
突発性難聴の発作は一度きりで、繰り返すことはほとんどありません。
難聴以外に、耳鳴りや耳がふさがったような耳閉感、めまいなどの症状をともなうこともあります。
原因はよくわかっていませんが、睡眠不足、疲労の蓄積、多量の飲酒、糖尿病などが先行することが多いため、血流障害やウイルス感染による炎症が関係しているのではないかと考えられています。
突然に生じる一側性の難聴、耳鳴、めまい、耳閉感などです。
突然、片耳(稀に両方の耳)の聞こえが悪くなります。
この病気の恐ろしいところは、この聞こえの悪さ(難聴のレベル)は治療開始までの期間で決定しまうというところです。
すなわち、早期に治療を開始しないと聴力が落ちたまま固定されてしまうのです。
また、耳鳴りやめまいの症状を併発する方もいらっしゃいます。
原因
突発性難聴は突然、耳の聴こえが悪くなる高度感音性難聴です。
突発性難聴は内耳の機能低下によって起こります。内耳には平衡感覚を司る、三半規管があるため、めまいなどさまざまな症状で悩まれる方が多いです。さらに、現在の医学では原因がはっきりわかっていません。
突発性難聴を発症すると、かなりの確率で耳鳴りやめまいなども併発します。
耳鳴りは、短期的に再発を繰り返すこともありますが、多くの場合は長期間続きます。
本人だけが感じる症状の為、なかなか検査によってその障害部位を診断することは困難になります。
原因はストレスや睡眠不足、貧血、高血圧症、リンパの流れ、うつ病、自律神経失調症などざまざま考えられます。
突発性難聴の治療
主に鍼灸治療をメインで行っていきます。
当院では突発性難聴や耳鳴りは内耳の血流不足と考えています。難聴のほとんどの患者さんは、首や肩、顎、側頭部などの筋肉が固くなっています。そのことにより、内耳の血流が不足してしまいます。
それが、難聴や耳鳴りを引き起こす原因と考えられます。
当院では、首や肩、顎、側頭部の筋肉を緩めるツボと、ステロイドホルモン(副腎皮質ホルモン)の産生を促すといわれているツボにも鍼治療をします。東洋医学では、耳鳴り・難聴は肝気のたかぶりによるもの、もしくは腎精の不足によるものと捉え、局所だけではなく身体全体のバランスの治療をします。
問診や体表観察などから、その方の体質を見極め、適切なツボに鍼灸をしていきます。
また、ストレスや睡眠不足、食生活なども身体のバランスを崩し、内耳の血流不足の原因となりますので、体質改善のための鍼灸治療と生活習慣のアドバイスもさせていただきます。
先程もありましたが、突発性難聴・耳鳴りの患者さんは必ずと言ってもいいほど特有の首・肩のコリ(緊張)がみられます。そのコリを取り除くことが改善するためには非常に重要です。
そこでコリのある部分に鍼灸をしても一時的に緩みはしますが、それでは根本から硬さが取れずすぐにコリが戻ってしまいます。
それでは時間との勝負の突発性難聴・耳鳴りの症状はいつまでたっても改善されません。
根本から頚や肩のコリを取り除くためには背中・腰・臀部・手・足・肘など、全身のあらゆるポイントをチェックし、一人ひとり原因点を見極めます。
関連する傷病
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